床の間: 出山釈迦図・抜字六字名号、四季花、立雛など

床の間 「出山釈迦図 / 抜字六字名号」

釈迦出生図 / 抜字六字名号

小林太玄老師の迫力のある無量寿の字が金張の額で格式高く感じられます。

立派な金仏壇ともマッチしていて重厚みがありますね。

その横には二つに区切られた 床の間 …こういったデザインも斬新です。

別々の二つの空間で様々な表現が出来そうですね。

飾られている「出山釈迦」は「しゅっせんしゃか」とも「しゅつざんしゃか」とも呼ばれますが、室町時代以降、禅僧や各派の絵師たちによってしばしば描かれた日本画の好画題です。

弊社でも何回か表装を承ったことがあります。

釈迦族の王家に生まれたゴーダマ・シッダルタは、ある日住んでいた城門から外に出ようとしたが、東門では老人に出会い、南門では病人に会い、西門では死者と遭遇して、生きているなればこそ生老病死の四苦があると無常を感じ、北門から出た時に出家の沙門に出会って、その清らかな姿を見て出家の意思を持つようになった。

そして29歳の折、ついに出家して山に入り、六年(あるいは七年とも)の間、筆舌に尽くし難いほどの修行を行ったが、こうした苦行は、いたずらに心身を疲弊するのみで、人生の問題を根本から解決する事にはならないと悟り、苦行を捨てる決心をして山を下りたと言われており、本作品ではその姿が描かれています。

 

 

床の間 「四季花」

四季花 床の間

四季花は百花の王である牡丹(夏)を中心に梅(春)、菊(秋)、南天(冬)など四季其々の植物を描いた画題で季節を問わずに飾る事が出来ます。

似たような画題は昔にもありましたが、四季花としてよく描かれるようになったのは恐らく昭和の戦後からではないかと思います。

今まで古い掛軸の仕立替をした中で四季花の掛軸はあまり見かけないので今ほどメジャーな画題ではなかったのでしょう。

新築の 床の間 に飾られていますが床に彩りが出来て素敵ですね。

個人的には黒田官兵衛の兜も気になるところです(笑)。

 

 

床の間 「立雛」

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立雛の掛軸。

桃の節句の時に大きい雛壇を飾るのが大変になった方は掛軸を代わりに飾るという方も多いです。

特に女性は幾つになっても女の子でいたいものですから。

最近では「My 雛」といって自分用のお雛さんをご購入する方もいらしゃるそうです。

田舎では旧暦なので4月3日まで飾る地域も多いです。

 

 

 

 

床の間 「金子みすゞ」

金子みすず
かなり大きな掛軸を立派な 床の間 に飾っています。

内容は大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人である金子みすゞの代表作「私と小鳥と鈴と」の一節。

本紙のグラデーションがとてもやわらかく綺麗な虹色ですね。

金子みすゞの優しい世界観が伝わってくるようです。

 

 

 

「中華料理屋」

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床の間 ではないですが中華料理屋さんにも壁に掛軸が飾っておりました。

これはこれでなかなかマッチしていて良いですねぇ。

 

 

 

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あなたと掛軸との懸け橋になりたい


掛軸は主人が来客に対して季節や行事などに応じて最も相応しいものを飾り、おもてなしをする為の道具です。ゲストは飾られている掛軸を見て主人のおもてなしの気持ちを察して心を動かす。決して直接的な言葉や趣向ではなく、日本人らしく静かにさりげなく相手に対しておもてなしのメッセージをおくり、心をかよわせる日本の伝統文化です。

その場に最もふさわしい芸術品を飾り、凛とした空間をつくりあげる事に美を見出す・・・この独特な文化は世界でも日本だけです。

日本人が誇るべき美意識が詰まった掛軸の文化をこれからも後世に伝えていきたいと我々は考えています。



代表取締役社長
野村 辰二

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株式会社野村美術
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1973年
設立
1992年
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  • 掛軸製造全国卸販売
  • 日本画・洋画・各種額縁の全国販売
  • 掛軸表装・額装の全国対応
  • 芸術家の育成と、それに伴うマネージメント
  • 宣伝広告業務
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