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西国三十三ヶ所 霊場集印軸 掛軸表装表具依頼 | 姫路市
書写山は 姫路市 を代表する山。麓には東大寺第207世、208世別当を勤めた昭和の名僧 清水公照 (しみずこうしょう)が設立した人気の美術館『書写の里・美術工芸館』もあります。
山の頂上にあるのが「西の比叡山」の異名を取る古刹・圓教寺(円教寺)。西国三十三ヶ寺の27番札所であり、三十三ヶ寺の中では最大規模の寺院になります。京都から遠い土地にありながらも古来より皇族や貴族の信仰も篤く、訪れる天皇・法皇も多かったと言われています。映画のロケ地としても使われる事が多く、有名どころでは『ラスト・サムライ』、『武蔵』、『軍師官兵衛』などがあります。
姫路市
今回はそんな 姫路市 のお客様から西国三十三ヶ所の納経軸の掛軸表装依頼をお受けいたしました。地元にこんな立派な寺院があれば西国三十三ヶ所を巡ってみたいというのもうなづけますね。
早速お客様のご自宅にお伺いさせていただきました。円教寺のお話をお聞きするとやはり地元の方にとっては特別な思い入れがあるようです。山の麓からロープウェイで頂上まで行ったそうですが、姫路市を一望できる眺めはとても綺麗だそうです。(ロープウェイの駅から圓教寺まで歩くのがちょっと大変だったそうですがそれも良い思い出ですね。昔はロープウェイもなかったので圓教寺は難所で有名だったそうです。)
今回お預かりした納経軸がこちらです。
今回は弊社の仏表装パターンのNO.09の『紺雲鳳』にてお仕立てさせていただきました。
お客様にも大変気に入っていただきました。これからのご法要の際に飾られるそうです。
弊社は遠方でも出張訪問させていただいておりますので西国三十三ヶ所の掛軸表装のご依頼は是非弊社までご相談下さい。
西国三十三ヶ所の納経軸を掛軸に表装する工程はこちらの動画で詳しくご紹介しておりますのでよろしかったらご覧ください。