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四国八十八ヶ所 御影札 の掛軸表装依頼 | 神戸市 西区
神戸市西区
四国八十八ヶ所を回られた事がある方ならご存知かと思いますが、各札所でお参りをすると『 御影札 』(みえいふだ、おみえふだ、おみえ)という小さなお札をもらいます。横5cm × 縦7cm程の和紙に各札所のご本尊が印刷された物です。
それらを収容する事が出来るアルバムも販売されています。(弊社でも取り扱っております。)
これらの御影札を1つ1つ繋ぎ合わせて様々な作品に表具する事が出来ます。
今回は神戸市 西区 のお客様から御影札の掛軸表装依頼をお受けいたしました。
御影札の軸装は通常の掛軸とは違い、一枚一枚のお札を組み合わせていき、まずは本紙の部分を完成させてから表装します。
それぞれの御影札の大きさは微妙にそれぞれ異なるので同じ大きさに揃える為に88枚カットしなくてはなりません。その後、それぞれを繋ぎ合わせていくので相当な時間と集中力が必要とされます。お札を繋ぐ際にズレが生じてしまうと繋ぎ合わせる度に少しずつズレていき、最後のまくりの完成時に大幅な歪みが生じてしまいます。
ですので御影札の表装は札を繋ぐ為の料金が別途必要となるのが通例です。納期も通常よりも長めに頂くようにしています。
今回は弊社の仏表装パターンのNO.05 『蓮華・本仏』にてお仕立てさせていただきました。こちらが完成した四国八十八ヶ所御影札の掛軸です。
神戸市の西区にお住まいのお客様でしたので掛軸の完成をご連絡すると弊社ギャラリーまで取りに来てくださいました。
御影札の掛軸の完成に大変喜んでくださり早速ご自宅の床の間に飾られるそうです。
最近では四国八十八ヶ所の納経軸をしなくてもこの頂いた御影札を掛軸やその他の作品にされる方も増えてきております。
四国八十八ヶ所の御影札を作品にするのをご検討の方は是非弊社までご相談ください。
四国八十八ヶ所の納経軸掛軸表装についてより詳しく以下の動画で紹介しておりますので宜しかったらご覧ください。