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髭題目「 南無妙法蓮華経 」の掛軸表装依頼 | 神戸市の寺院
神戸市 の寺院より
弊社は仕事柄、寺院様とのお付き合いが多くあります。お付き合いをしているとよく聞く言葉に『落慶法要』(らっけいほうよう)という言葉があります。これは寺院で建物の新築や修理などが完了した時に行う儀式で、本山の僧侶や関係寺院の僧侶、檀家などが集まり祝賀法要を行います。
少し前のお仕事ですが今回は弊社とお付き合いのある神戸市の日蓮宗の寺院からの掛軸表装依頼のご紹介。
作品は広宣寺の落慶法要の記念に揮毫された法華宗本門流大本山・本能寺 岡本日亘 猊下(第138世貫首)のお題目『 南無妙法蓮華経 』です。
達筆ですね。「髭題目」(跳ね題目)と呼ばれるもので、特殊な筆法で揮毫されたものです。(難しそう・・・)
「法」を除くほかの6文字の筆端を髭のように長く走らせる書体で,万物が仏法の光明に照らされて,ことごとく真理の活動をなすことを表現しているそうです。
今回は弊社の仏表装のNO.10 「醍醐」にて掛軸表装させていただきました。
素晴らしい書が軸装する事によりさらに格調高く仕上がりました。
日蓮宗の僧の方は商売物ではあまり掛軸作品を揮毫される事は少ないので、こういった作品、特に貫主様が揮毫された作品は稀少ですね。
「 南無妙法蓮華経 」の掛軸表装のご相談は是非弊社までご連絡ください。
佛表装の真の行スタイル(本仏仕立)は非常に多くの裂地を貼り合わせております。こちらの動画で詳しく解説しているのでよろしかったらご覧ください。