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南あわじ市 | 四国八十八ヶ寺 納経軸 掛軸表装 依頼
西国三十三ヶ寺や四国八十八ヶ寺の納経軸を 掛軸表装 する際の裂地で最もポピュラーと言われるのが植物の蓮華を金糸で織った『蓮華柄』といわれる裂地。
蓮の花は泥の中でも綺麗な花を咲かせる姿から煩悩の中からでも悟りを開く事が出来るという仏教の教えの本質を表すと言われており、古来よりこの柄は佛表装では使われてきました。
今では金糸の種類を変えることによりバリエーションも増え、様々な種類の 蓮華 柄の裂地があります。準金襴、合金襴、和金襴、新金襴、中金襴などメーカーや取扱店などによってその種類や呼び名も様々です。
数ある金襴の中でも最高級の金襴というのは共通していて本金糸で織られた本金襴がそれにあたります。正確には本金襴にもいくつかのグレードがあるようですが、ある一定の基準はクリアされている為、『本金襴=高級品』です。
今回はそんな本金襴の蓮華 柄の裂地で四国八十八ヶ寺納経軸の 掛軸表装 依頼を兵庫県の南あわじ市のお客様からご依頼いただきました。(弊社の佛表装パターンのNO. 12です)
写真ではなかなか本金襴の輝きが伝わりにくいのが残念。(もしかしたら写真の撮影技術不足が原因かもしれませんが…(^^;; 精進します)
現物の裂地の輝きはやはり他の金襴とは比べ物にならないくらいの美しさがあります。
お客様のお床にも飾らせていただきました。
この度は弊社に四国八十八ヶ寺納経軸の掛軸表装依頼をいただきありがとうございました。
弊社は遠方の方のご自宅などでも出張相談を受け付けております。南あわじにお住いの方で掛軸表装などでお困りの方は是非弊社にご相談下さい。
四国八十八ヶ所の納経軸掛軸表装についてより詳しく以下の動画で紹介しておりますので宜しかったらご覧ください。