最近お客様のご依頼として 掛軸の複製 のご相談を承る事が多くなりました。（もちろん巻物や額絵、屏風などの複製に関するご相談もあります。）

それぞれ依頼の背景はバラバラで

「御先祖様が書いた南無阿弥陀仏の掛軸を親族にも持たしてやりたい。」

「親族に家系図の複製を頼まれた。」

「憧れの伊藤若冲の作品を複製でも良いので家の床の間で飾って楽しみたい。」

「寺院の大切な掛軸が傷んでいるので本物は修理して保管して大切な行事の時のみ使用し、普段使いとして複製品を使用したい。」

 

などご要望は様々です。

弊社でもこのようなお客様のご要望に応えられるように複製を行う事があります。

もちろん、複製の方法によって価格は全然変わってきますが、なるべく小ロット低予算で行える複製印刷からご提案しています。

今回はかの有名な風神雷神図屏風を掛軸にして飾りたいというご依頼を承りました。

俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一といった琳派の作家が描いた屈指の名作を自宅で掛軸として飾りたいというお気持ちもわかる気がいたします。

今回は尺八横サイズにて弊社の方で印刷して軸装させていただきました。（印刷用のデータはご依頼元から頂戴いたしました。）

尺八横サイズに風神と雷神を少し上下にずらして配置して一枚にまとめた完全オリジナルの構図で、これには弊社社員も

「格好良いっ!!」

と大絶賛でした。（笑）

 

掛軸や美術品の複製でお困りの方がいらっしゃいましたら気軽にご相談ください。

 

掛軸の歴史について知りたい方はこちらの動画をどうぞ