最近弊社のHPを見て弊社に来店してくださるお客様が増えました。遠方からも来られる場合が多くありがたい限りです。

今回は兵庫県の南東部に位置する川西市にお住まいのお客様より四国八十八ヶ所の掛軸表装依頼を頂戴いたしました。

川西市は大阪に隣接する市で神戸にも大阪にも通勤が出来る非常に便利な市だそうです。

 

私も実は野村美術の2代目として会社に戻ってくる前には機械工具の卸商社に勤めており、配属先が尼崎営業所だったのでこの川西市も営業テリトリーとして回っていました。お客様のお話をおうかがいすると懐かしい思い出がよみがえってまいりました（笑）。

お客様は真言宗の方でずっと四国八十八巡りをしたいと思っており、退職と同時にスタートさせたそうです。しかもなんと歩き遍路で！なかなか歩き遍路で完成させる方というのは最近では少ないので驚きました。（一般では徒歩で約40日間ほど全行程を巡るのにかかるそうです。）

今回は弊社の仏表装パターンNo.10の『醍醐』にてお仕立てする事となりました。仕上がった掛軸がこちらです。

 

重みのある渋い風合いの裂地を気に入っていただいておりましたので大変仕上がりに喜んでいただけました。ありがとうございます。次は西国三十三ヶ所も巡られる予定のようです。

川西市 にお住まいの方で掛軸、巻物、額、屏風、衝立などの表装でお悩みの方がいらっしゃいましたら是非弊社にご相談下さい。出張相談に対応しておりますので遠慮なしにお申し付け下さい。

四国八十八ヶ所の納経軸掛軸表装についてより詳しく以下の動画で紹介しておりますので宜しかったらご覧ください。