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イギリスから「 鯉の滝昇り (登龍門)」掛軸のご注文
弊社は掛軸の魅力を日本だけではなく、海外の方にも知ってもらおうと数年前からずっと取り組んでおります。
ありがたい事に今までも数多くのお仕事をさせていただいており嬉しい限りでございます。
そんな中、今回はイギリスから掛軸のご注文を頂戴いたしました。全世界がコロナで大変な時期にこうして弊社にご注文を頂けるというのは本当にありがたい限りでございます。
今回ご注文いただいた掛軸がこちらです。
鯉の滝昇り の掛軸。
昔、中国の黄河の上流にある龍門という滝を鯉が登りきり龍になったという伝説が元になって鯉が立身出世を表すようになったと言います。日本で端午の節句に鯉幟を飾る風習もこの伝説が元になっています。今回の掛軸も同じ意味合いで端午の節句(こどもの日)に飾られます。
私も先日自分の息子が初節句だったので兜飾りと 鯉の滝昇り の掛軸を飾ってお祝いいたしました。(兜飾りは男児の体を守るという意味合いから健康長寿の祈願を意味します。)
兜飾りと鯉の滝昇りの掛軸はよくセットで端午の節句の日に飾られるのですが、子供も大変喜んでおりました。
イギリスのお客様がこんな日本の風習とかの事を知っている事はないと思いますので単純に絵を気に入ってご購入してくださったんだとは思います。
この絵のどういった所が気にいったのか等をまた詳しく聞いてみたいですね。
弊社は全世界対応で掛軸のご要望をお受けいたしておりますので、何か掛軸に関するご相談がございましたら遠慮なしにお問い合わせください。