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『達磨・七転八起』の未表装作品を掛軸に | 豊岡市
『七転八起』は何度失敗してもくじけず、立ち上がって努力する事を表す言葉であり、そこからだるま人形が連想される事が多いです。(転がしてもコロコロと何度も起き上がる特徴から)
本来、だるまさんは達磨大師という禅宗を開いたお坊さんです。詳しくはこちらの動画をご覧下さい。
今回はそんな達磨大師が七体描かれた未表装の作品を掛軸にして欲しいというご要望を豊岡市にお住まいのお客様よりいただきました。
達磨さんの上には『七転八起』の文字が書かれていますね。今回の達磨大師もどことなく人形風に描かれています。ちょうど人と人形の間の子みたいな感じですね。
七体という事は転んでいる最中という事でしょうか…まぁそれはどうでも良いとしてしっかりと掛軸表装させていただきました。
墨で描かれた達磨大師が渋く引き立つように裂地を選ばせていただきました。
この達磨大師の掛軸は地域によっては仏事掛けとして用いられる場合もあり、今回ご相談いただいたお客様もまさにその一人で仏事の席に使用できるようになり大変喜んで下さいました。(お客様は禅宗)
弊社は今回のように未表装作品を掛軸に仕立てる事を承っております。作品を仕立てて欲しいとお考えの方は遠慮無しにご相談下さい。