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秩父三十四観音霊場の納経軸を掛軸に表装|東京都

秩父三十四ヶ所観音霊場は埼玉県秩父地域に点在する三十四の札所から成る観音巡礼で関東を代表する観音霊場です。総距離はおよそ100km前後とされ、首都圏からのアクセスが良く、短期間で満願しやすい「巡礼入門」の霊場としても紹介されています。
今回はこの秩父三十四観音霊場の納経軸を掛軸に表装したいというリクエストを東京都にお住いのお客様より頂戴いたしました。
ご相談内容
今回メールでご相談をくださったお客様は秩父三十四ヶ所の巡礼を経て完成した納経軸をきちんと掛けて飾れる形にしたいというご希望でした。

お客様から「軽い墨汚れの箇所があり、個人的にはそこまで問題はないと思いますがご意見をいただきたく思います。」とご相談がありました。

頂戴しました画像で拝見する限り、墨汚れは軽微なものであり、表装をすれば全体の割合からも目立たなくなるレベルでしたので弊社の見解としてはそのままの状態で表装しても問題ないのではないかというご意見をお客様にお伝えさせていただきました。
お客様からもその旨、了解しましたとの事で早速弊社に納経軸を送ってくださいました。
表装仕様打ち合わせ→製作の流れ
納経軸が弊社に到着し、表装仕様の打ち合わせをお客様と行いました。
今回のお客様は裂地について「弊社におまかせ」で進めたいというご意向でしたので弊社の経験から作品が引き立つような裂地の組み合わせをチョイスする形となりました。
表装の大まかな流れは以下のようになります。
色止め(墨や朱印が滲まないようにするための処理)を行い、裏打ちを行い掛軸の強度と安定性を確保し、裂地を段取りして裁断し、各部を順に付け回して形を整え、最後に軸木や紐などを取り付けて仕上げを行います。
完成後の状態:落ち着いた品格のある掛軸へ
こちらが表装が完了した秩父三十四ヶ所の掛軸です。気にされていた墨汚れも掛軸に仕上げるとほとんど目立たなくなりました。

完成後、仕上がり写真をお送りしたところ、お客様からは「観音様の衣装の色に合わせたシックで高級感のある仕上がり」という嬉しいお言葉をいただきました。
お客様の声:実物は「重厚で迫力があり、想像を超える美しい仕上がり」
掛軸が無事に到着した後も、お客様から「実物は重厚で迫力があり、想像を超える美しい仕上がりでした」というお言葉を頂戴し、弊社にとって何よりの励みになりました。
また、お客様は今後、西国や坂東、四国など、他の巡礼掛軸についても満願後に相談したいというお気持ちもお聞かせくださいました。巡礼の節目ごとに、記録を「飾れる形」に整えていく。そのお手伝いができることを弊社として大変光栄に思っております。
総括: 秩父三十四観音霊場の掛軸表装のご相談はお気軽に
弊社では遠方のお客様からの掛軸に関するご相談も承っております。
今回の様に秩父三十四巻の霊場の掛軸表装に関しても対応しております。お客様のご要望を伺いながら表装の仕様を決定していきますのでお気軽にご相談ください。