神戸で掛軸を購入|水墨山水の掛軸をお土産に

水墨画は墨の濃淡のみで表現された絵画で、とりわけ日本では山水図として風景画が古来より人気の画題でした。

古くは鎌倉時代に禅宗と共に中国から水墨画が伝わり、その後、室町時代中期に日本流の水墨画として雪舟により確立されました。近代には川合玉堂によるより一層の風景画の日本化が進み、それらの作品を掛軸に仕立てた「日本の風景を描いた水墨山水の掛軸」が主流となっていきました。

そんな日本を感じさせてくれる日本の風景を描いた水墨山水の掛軸を求め、弊社にご来店くださる海外のお客様が最近増えています。

今回は、スペインから日本旅行中のお客様が弊社のホームページで山水の掛軸を見つけ、わざわざ神戸市垂水区の弊社まで足を運んでくださったエピソードをご紹介します。

ホームページを見て、スペインから神戸市垂水へ

今回ご来店くださったのは、スペインから日本旅行に来られていた男性のお客様です。

大阪や京都など日本旅行で人気の高いエリアを巡られていたようで、日本の旅そのものをとても楽しまれているご様子でした。

その旅の途中で、弊社のホームページに掲載されている掛軸をお求めに神戸市垂水区の弊社までお越しくださいました。

弊社は観光地の真ん中にあるお土産物店ではなく、掛軸の販売や表装・修理サービスを行う自社工房のある会社です。

周辺も住宅街が多く、初めて来られる海外のお客様にとっては少し不思議な場所に感じられたかもしれません。

それでもホームページで見つけた掛軸を目当てにわざわざ足を運んでくださったことは、弊社としても大変ありがたいことでした。

ご希望は自分用と友人用の山水の掛軸

お客様はあらかじめ欲しい掛軸の写真をスマートフォンに画像保存して来店されました。

ご希望は水墨山水の掛軸で、ご自身用に一本、そしてご友人へのお土産としてもう一本、合計二本をお探しでした。

海外のお客様の場合「日本らしい掛軸を何か買いたい」という漠然としたご相談もありますが、今回は最初から希望の商品が「水墨山水の掛軸」と明確でした。

写真を見せていただいた瞬間に、「ああ、この掛軸を探して来てくださったのだな」とこちらも瞬時に理解することが出来ました。

在庫を確認したところ、ご希望の水墨山水の掛軸をご用意することができました。もちろん肉筆で描かれている物なので同じ作品でも細部は異なります。

実物をご覧いただくとお客様もすぐにご納得されたご様子で、非常にスムーズにご購入が決定しました。

海外へ持ち帰るための梱包

掛軸は通常、桐箱に収めた状態でお渡しいたしますが、持ち帰りの際には扱いに注意が必要です。

海外から旅行中のお客様の場合、日本国内の移動だけでなく、飛行機での移動やスーツケースへの収納も考えなければなりません。

今回はお客様がご自身で持ち帰られるとのことでしたので、一本ずつ丁寧に保護し、持ち運びしやすいように梱包しました。

掛軸をそのまま鞄に入れてしまうと、移動中に桐箱が傷ついたり割れたりする可能性があります。

そこで段ボールや緩衝材を使い、できるだけ安心して持ち帰れるように包んでお渡ししました。

また、掛軸の巻き方が分かるよう説明書もお渡ししました。

掛軸は掛け方、巻き方、保管の仕方によって、状態の持ちが変わります。

海外のお客様にとっては日本人以上に分かりにくい部分ですので、こうした小さな説明がとても大切になります。

お客様も大変喜んでくださり、何度も感謝の言葉を伝えてくださいました。

ご購入後も、駅までの道案内まで

弊社の最寄り駅は垂水駅ですが、初めて来られる海外のお客様にとっては、帰り道が少し分かりにくいことがあります。

Googleマップを見ていても、歩き始めの方向が分からず迷ってしまう方もおられます。

今回のお客様も帰り際に少し迷われている様子でした。

スタッフが気づき、駅の方向を確認したうえで、どちらへ進めばよいかをご案内しました。

掛軸を購入していただいて終わりではなく、無事に駅まで戻れるところまで気を配る。

とても小さなことかもしれませんが、海外から来られたお客様にとってはこうした対応も安心感につながるのではないかと思います。

海外のお客様にも届く、ホームページの大切さ

今回のように、海外のお客様がホームページで商品を見つけ、旅行中に実店舗まで来てくださるという流れは、以前に比べて確実に増えています。

特に掛軸は海外の方にとって「日本らしい美術品」として魅力があります。

一方で、どこで買えばよいのか、品質は大丈夫なのか、持ち帰れるのか、といった不安もあると思います。

だからこそホームページで商品を分かりやすく紹介し、実際に来店された際には、現物確認から梱包まで丁寧に対応することが大切です。

弊社は観光地のお土産店ではありません。

しかし、掛軸を専門的に扱う会社だからこそ、商品選びだけでなく、扱い方や持ち帰り方まで含めてご案内することができます。

まとめ

今回は、スペインから日本旅行中のお客様が弊社のホームページを見て水墨山水の掛軸を購入しに来てくださったエピソードをご紹介しました。

海外のお客様にとって掛軸はとても魅力的な日本美術の一つです。

しかし同時に、購入場所、持ち帰り方、扱い方など、不安を感じやすい品でもありますので、弊社ではできる限り丁寧に対応しております。

日本旅行の記念として掛軸を探している方、海外のご友人への贈り物として日本らしい美術品を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。

掛軸を専門に扱う弊社だからこそ、安心してお選びいただける一幅をご提案いたします。

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    CEO Message

    あなたと掛軸との懸け橋になりたい


    掛軸は主人が来客に対して季節や行事などに応じて最も相応しいものを飾り、おもてなしをする為の道具です。ゲストは飾られている掛軸を見て主人のおもてなしの気持ちを察して心を動かす。決して直接的な言葉や趣向ではなく、日本人らしく静かにさりげなく相手に対しておもてなしのメッセージをおくり、心をかよわせる日本の伝統文化です。

    その場に最もふさわしい芸術品を飾り、凛とした空間をつくりあげる事に美を見出す・・・この独特な文化は世界でも日本だけです。

    日本人が誇るべき美意識が詰まった掛軸の文化をこれからも後世に伝えていきたいと我々は考えています。



    代表取締役社長
    野村 辰二

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    会社概要

    会社概要

    商号
    株式会社野村美術
    代表取締役
    野村辰二
    本社
    〒655-0021
    兵庫県神戸市垂水区馬場通7-23
    TEL
    078-709-6688
    FAX
    078-705-0172
    創業
    1973年
    設立
    1992年
    資本金
    1,000万円

    事業内容

    • 掛軸製造全国卸販売
    • 日本画・洋画・各種額縁の全国販売
    • 掛軸表装・額装の全国対応
    • 芸術家の育成と、それに伴うマネージメント
    • 宣伝広告業務
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