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書の額装依頼 | 兵庫県 豊岡市
豊岡市 但東町 のお客様より
今回はお客様が書をたしなまれている方からいただいた作品の額装依頼を承りました。
せっかく頂いた作品なのと作品の内容が気に入っているのできちんと額装にして部屋で飾りたいというご希望でした。
日本の書は油絵などの洋額ではなく、和額で仕立てる方が良く合います。
「私は私を創っていく責任者」・・・良い言葉ですねぇ。
こういうわかりやすい書の内容は心にぐっと来ます。
作品を仕上げる方にも力が入りますね。
和額 N26 女桑 平貼り アクリル入 仕立て
今回は和額で木枠の額装で「平張り(ひらばり)」というフラットな仕立を選択いたしました。
平張り以外には「落とし」や「浮かし」といった仕立て方もあるのですがこれはまたの機会にご紹介させていただきます。
裂地の色は落ち着いたベージュ色で作品の周りを細い裂地で廻しました。細かい仕事ですがこれがあるのとないのとでは作品が仕上がった際の見え方が全然違って見えます。(浮き上がって見えるような感覚と表現すれば良いでしょうか・・・(笑))弊社の額装仕立では標準仕様です。
もちろん作品表面はアクリルを入れて保護しています。
出来上がりはこちらです。
お客様に納品
さてさて、納品にお伺いいたしましたら大変喜んでいただきました。
「やっぱりちゃんと額装すると全然違いますね!こんなに立派にしていただいてありがとうございます。家に飾るのが楽しみです。」とのコメントも頂きました。
作品だけの状態で放置されているよりしっかりと飾れる状態にしてあげる方が作品にとっても嬉しいはずなので弊社としても嬉しい限りです。
そして保存の面から見てもしっかりと額装にした方がその後の作品の寿命も全然違ってきます。
これから先もお客様の家で飾られていくことを願っております。ありがとうございました。
額装の仕立てに関してより詳しく以下の動画で解説しておりますので宜しかったらご覧ください。
和額の種類についてはこちらの動画で解説しておりますのでよろしかったらご覧ください。