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四国八十八ヶ所・納経軸の掛軸表装依頼 | 南あわじ市
南あわじ市
兵庫県の南部に位置する淡路島。
豊かな自然や食の宝庫として知られている観光に適したこの島ですが、実は江戸時代の間は徳島県だったというのをご存知でしょうか?
淡路島は江戸時代から250年以上ずっと徳島藩であり、明治3年(1870年)に起きた庚午事変(稲田騒動)により、1876年から兵庫県に編入されました。この騒動がなければ今でも徳島県・淡路島であってもおかしくはないでしょう。
歴史というのはどこでどうなるかわからないものですね。しかしこの事実を知ると色々と納得出来る事もあります。
例えば淡路島は真言宗の方が非常に多いのですが、元々徳島藩だったので四国の一部と考えると四国の真言宗の人が移り住んでいても不思議ではないですね。(歴史的事実まではわかりませんが。)
あとは島民の、特に 南あわじ市 の人の意識は島内と同じくらい徳島を身近に感じていますね。兵庫県の新温泉町の人が鳥取を身近に感じているような感覚です。
上述でご紹介した通り、淡路島は四国との歴史が深いので四国八十八ヶ所巡りをされる方が非常に多いです。
今回はそんな淡路島の 南あわじ市 のお客様から四国八十八ヶ所の納経軸の掛軸表装依頼のご相談がありましたのでお伺いして来ました。お預かりしたまくりはこちらです。
今回は弊社の仏表装パターンのNO.08 『赤春日』にて軸装させていただきました。
納品にお伺いすると大変喜んで下さり、ご自身の畑で作られたレタスをお土産にいただきました。
淡路島の玉葱とレタスは美味しくて有名なのでありがたく頂戴いたしました。(美味しかった♪)
この度は掛軸表具のご依頼ありがとうございました。
弊社は遠方のお客様からのご相談もお受けしておりますので掛軸や表装のご相談があれば是非弊社にまでご連絡下さい。
四国八十八ヶ所の納経軸掛軸表装についてより詳しく以下の動画で紹介しておりますので宜しかったらご覧ください。