ニュース/ブログ
三本継矢筈: 長さ調整可能な矢筈。持ち運びや収納に大変便利!
矢筈(やはず)は掛軸を掛けたり取り外したりする時に用いる道具で掛軸を扱う上ではなくてはならない道具です。
掛緒と呼ばれる掛軸を飾る為の紐を矢筈の先端の金具にひっかけて用います。
これがあれば高い場所に掛軸を飾る場合や掛軸を掛け替える際にも、わざわざ椅子や踏み台を持ってくる必要もなく動作を行えます。
以前、掛軸の掛け方やしまい方、紐の巻き方に関する動画を作成いたしましたので具体的な使い方につきましてはこちらをご覧ください。
さて、この矢筈、大変便利なのですが弱点もあります。
それは持ち運びと収納に不向きだという事です。
家の中で使う分にはまだ良いのですが、例えばどこか屋外に持ち出したい時…例えば友人の家やイベント会場に持っていきたい場合、この矢筈をそのまま持ち運ぶのは少し不便です。
もちろんそのまま持ち歩いていただいても良いのですが、1mほどあるので邪魔ですし、先に金具がついているので他の通行人を傷つけてしまう恐れもあります。
鞄に入れる事も出来ないので片手もふさがってしまいます。
家の中で使う場合でも、収納場所に困るというお声もたまにございます。
そのまま壁のどこかに立てかけていれば良いようなものですが小さい子供やペットに触られたくないというニーズもあるようです。
今回はこういったお悩みを解決する進化したスーパー矢筈をご紹介させていただきます。
それがこちらです。
「連結矢筈」、「3本継ぎ矢筈」とでも呼べばよいのでしょうか・・・正式名称はわかりませんが、要するに1本の矢筈を3分割して、それぞれをつなげたり外したり出来るようにしたという代物です。
アルミニウムで出来ていて結合部分にネジを切っているのでここをクルクルと回転させると接合する事が出来ます。
こちらが連結し終えた完成形の状態です。普通の矢筈と比べて何の遜色もありません。
使い方は普通の矢筈と全く同じです。使い終えて収納する場合は、結合部分を逆回転に回せば再び分割する事が出来ます。
この大きさなら鞄にも入るので展示会などのイベントに持っていくのも可能ですね。
特に問題はないのですが、強いて言うなら材質がアルミニウムに変更されたので従来の竹で出来た矢筈よりか若干重いです。(約400g。従来の竹の矢筈は100g。)扱う上では特に気にならないですし、むしろ頑丈になったイメージです。
矢筈は何本も購入する物ではないので多少高くても利便性に優れた物をチョイスするのも選択肢としてはありだと思いますので必要な方はご購入をご検討ください。
購入リンクは以下です。
<Amazon>
新品価格
¥4,174から
(2022/6/22 11:49時点)
<楽天>
価格:4,913円
(2022/6/22 11:50時点)
感想(0件)