2022年12月~2023年3月までの全国日本美術展覧会

 

 

01. 「闇と光 ―清親・安治・柳村」

日程: 2022年11月1日(火)~12月18日(日)

地域: 東京

場所: 太田記念美術館

URL: http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/yamitohikari

概要: 明治時代になり西洋画の影響からこれまでにはなかった陰影を取り入れられた新しい浮世絵のスタイル「光線画」が生まれました。光線画の代表作家である小林清親を中心に展示されます。

 

02. 「浮世絵と中国」

日程: 2023年1月5日(木)~1月29日(日)

地域: 東京

場所: 太田記念美術館

URL: http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/china-in-ukiyo-e

概要: 日本文化は大きく中国文化の影響を受けてきました。浮世絵にもそれは当てはまり、多くの題材は中国に由来する物が多いです。今回はそんな中国の影響を受けた浮世絵作品の展覧会。注目は「武者絵の国芳」と呼ばれた歌川国芳の出世作である水滸伝シリーズ。迫力満点の作品をお楽しみください。

 

03. 「つながる琳派スピリット神坂雪佳」

日程: 2022年10月29日(土)〜12月18日(日)

地域: 東京

場所: パナソニック汐留美術館

URL: https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/22/221029/index.html

概要: 江戸時代に花開いた琳派。俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一の4人を「琳派四大巨匠」と私は呼んでいますが、それを受け継ぎ明治から昭和にかけて活躍した第五の琳派の巨匠が神坂雪佳。絵画だけにとどまらない神坂雪佳の類まれなる才能を堪能できる展覧会。

 

04. 「京都・智積院の名宝」

日程: 2022年11月30日(水)~2023年1月22日(日)

地域: 東京

場所: サントリー美術館

URL: https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2022_5/index.html

概要: 京都・智積院の名宝が東京で見れる希少な機会。注目は何と言っても安土桃山時代に活躍した長谷川等伯とその息子・久蔵の作品。両方とも国宝。狩野永徳率いる狩野派を脅かしたその実力をとくとご堪能下さい。

 

05. 「国宝 雪松図と吉祥づくし」

日程: 2022/12/1(木)〜2023/1/28(土)

地域: 東京

場所: 三井記念美術館

URL: https://www.mitsui-museum.jp/exhibition/next.html

概要: 江戸時代中期、群雄割拠状態だった京都画壇で圧倒的なキングであり続けた円山応挙。写実を極めた応挙の唯一の国宝である「雪松図屏風」を見る事が出来る希少な機会。

 

06. 「日本の風景を描く―歌川広重から田渕俊夫まで―」

日程: 2022年12月10日(土)~2023年2月26日(日)

地域: 東京

場所: 山種美術館

URL: https://www.yamatane-museum.jp/exh/2022/landscapes.html

概要: 江戸後期から現代にかけての風景日本画の傑作を集めた展覧会。山種美術館の得意とするジャンルだけあって横山大観や菱田春草、川合玉堂や東山魁夷など名だたる巨匠の作品を一度に見る事が出来ます。

 

07. 「江戸絵画の華 若冲と江戸絵画」

日程: 〈第1部〉2023年1月7日(土)~2月12日(日)

地域: 東京

場所: 出光美術館

URL: http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/schedule/

概要: 出光美術館がアメリカの日本美術コレクターとして有名なエツコ&ジョー・プライス夫妻のコレクションの一部を購入した事で話題となった作品のお披露目展覧会。2020年に企画されていましたがコロナの影響で中止となってしまった幻の展覧会がついに開催なので大注目です!伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」は必見!

 

08.「江戸絵画の華 京都画壇と江戸琳派」

日程: 〈第2部〉2023年2月21日(火)~3月26日(日)

地域: 東京

場所: 出光美術館

URL: http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/schedule/

概要: 07の続編。江戸時代中期の京都画壇のキングだった円山応挙や江戸琳派の祖・酒井抱一の作品など後期も見どころ沢山。お見逃しなく。

 

09. 「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」

日程: ­ 2023年2月25日(土) 〜 4月9日(日)

地域: 東京

場所: 三菱一号館美術館

URL: https://mimt.jp/ex/yoshiyoshi/

概要: 江戸時代後期に一世を風靡した浮世絵師・歌川国芳門下の兄弟弟子、落合芳幾と月岡芳年にスポットを当てた展覧会。二人とも「血みどろ絵」と呼ばれた「英名二十八衆句」シリーズを共作。その印象が強く残ってしまいましたがその他の作品の方が多い。卓越した画力がある二人の幅広い作品をお楽しみください。

 

10. 「東福寺」

日程: 2023年3月7日(火)~5月7日(日)

地域: 東京

場所: 東京国立博物館 平成館

URL: https://tofukuji2023.jp/

概要: 室町時代前期、つまり雪舟よりも前の時代に一世を風靡した伝説の画僧である吉山明兆の記念碑的大作「五百羅漢図」50幅が修理された状態で初公開。その他にも東福寺に伝わる名宝の数々が一気に見れる今年大注目の展覧会。秋には京博でも展示!!

 

11. 「重要文化財の秘密」

日程: 2023年3月17日(金)~5月14日(日)

地域: 東京

場所: 東京国立近代美術館

URL: https://jubun2023.jp/

概要: 史上初、展示作品が全て重要文化財。その数51点!! 菱田春草 《黒き猫》 、竹内栖鳳 《絵になる最初》、福田平八郎 《漣》などどれも発表当時は賛否両論が巻き起こった問題作ですがそれだけ新しい物に挑戦しようとした画家の魂が感じられる作品達です。

 

12. 「椿椿山展 軽妙淡麗な色彩と筆あと」

日程: 令和5(2023)年3月18日(土曜日)~4月16日(日曜日)

地域: 東京

場所: 板橋区立美術館

URL: https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001526/4001539.html

概要: 椿椿山は江戸時代後期を代表する絵師でありながら師である渡辺崋山とセット語られる事が多かったのですが、今回は主役として扱う展覧会。写実的で淡い色合いの花鳥画が特徴的な実力派絵師の椿椿山を是非ご堪能下さい。

 

13. 「コレクションは文化のタイムカプセル」

日程: 2022年9月17日~12月18日

地域: 栃木

場所: 佐野市立吉澤記念美術館

URL: https://www.city.sano.lg.jp/sp/yoshizawakinembijutsukan/2/1_3/19710.html#wrapper

概要: 近代の重鎮日本画家の作品が大量に見れる。橋本雅邦、川合玉堂、下村観山、松林桂月、小室翠雲、小堀鞆音など実力派絵師の作品が勢揃い。

 

14. 「速水御舟展」

日程: 2023年2月21日(火)〜2023年3月26日(日)

地域: 茨城

場所: 茨城県近代美術館

URL: https://www.artpr.jp/ibarakikinbi/hayamigyoshu2023

概要: 夭折の天才画家・速水御舟の飽くなき挑戦の軌跡が見れる展覧会。様々に画風を変化させてきた御舟のその凄みを是非感じてください。

 

15. 「若冲と一村 時を越えてつながる」

日程: 2022年12月25日(日)~2023年6月4日(日)

地域: 神奈川

場所: 岡田美術館

URL: https://www.okada-museum.com/exhibition/archives/2022_31.html

概要: 江戸と昭和の二大人気絵師、伊藤若冲と田中一村の展覧会。伊藤若冲は近年発見された孔雀鳳凰図が見所。動植綵絵前の作品ですがもう仕上がっています。孤高の天才・田中一村の彼しか描け得なかった奄美の作品を是非ご堪能下さい。

 

16. 「面構 片岡球子展 たちむかう絵画」

日程: 1/1-1/29

地域: 神奈川

場所: 横浜市そごう美術館

URL: https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/22/kataokatamako/

概要: 近代~現代を生きた個性派女流作家・片岡球子の代表作「面構」シリーズのみで構成された初めての展覧会。迫力満点のオリジナリティに富んだ作品は必見です。

 

17. 「名品展 国宝「紅白梅図屏風」

日程: 1/27-3/14

地域: 静岡

場所: MOA美術館

URL: https://www.moaart.or.jp/?event=redand-white

概要: 毎年梅が咲く頃の時期に行われる展覧会。尾形光琳の最高傑作、国宝「紅白梅図屏風」が展示されます。写実の極致と装飾美の極致の融合した琳派作品を是非ご堪能下さい。

 

18. 「いろいろ魅せます 五十三次!」

日程: 11/15-12/11, 12/13-1/22

地域: 静岡

場所: 静岡市東海道広重美術館

URL: https://tokaido-hiroshige.jp/exhibition/2022/fifty-three_stations_collection_reveal.html

概要: 江戸時代を代表する浮世絵師の一人である歌川広重の代表作「東海道五十三次」。実は歌川広重は代表作ver. 以外にも20種類以上の東海道五十三次シリーズを手掛けていたといわれています。今回はそんな中、所蔵の数種類を紹介する展覧会。広重が様々に描くいろいろな「東海道五十三次」の魅力をお楽しみください。

 

19. 「鷹狩」

日程: 2022年11月12日(土曜日)から12月15日(木曜日)

地域: 名古屋

場所: 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫

URL: https://housa.city.nagoya.jp/exhibition/index.html

概要: 鷹狩は鷹を使って獲物を捕らえる狩りで古来より天皇や貴族、武士の間で盛んに行われました。特に徳川家康は鷹狩大好きすぎて生涯1,000回以上の鷹狩りを行った程。そんな皆に大人気の鷹狩は格好の画題にもなり多くの絵師が力強い鷹を描いてきました。鷹狩に関わる様々な作品が見れる絶好の機会ですので是非お楽しみください。

 

20. 「良寛堂を建立した佐藤耐雪展」

日程: 10/1(土)~ 12/27(火)

地域: 新潟

場所: 出雲崎町良寛記念館

URL: http://www.ryokan-kinenkan.jp/gallery/

概要: 良寛は新潟県出身の江戸時代の禅僧。無邪気な人柄とユニークなエピソードで全国的にも人気です。そんな良寛の出身地である新潟県の出雲崎町に記念館などがない事を憂えた郷土史家・佐藤耐雪が建立したのが良寛堂。本展は2022年が良寛堂建立100周年にあたり、佐藤耐雪に関する作品を集めた展覧会。目玉は棟方志功が耐雪さんの家で描いた赤不動と青不動の作品。

 

21. 「南画×近代(Modern-Age):大正~昭和初期を中心として」

日程: 前期展示:11月18日(金曜日)~12月11日(日曜日) 後期展示:12月13日(火曜日)~1月15日(日曜日)

地域: 富山

場所: 富山水墨美術館

URL: https://www.pref.toyama.jp/1738/exh2204_nanga.html

概要: 南画は江戸時代に一世を風靡した人気の絵画ジャンル。元々は中国の南宗画に起源を持ち、それが日本に伝わりジャパナイズされて南画となりました。元々の南宗画とはざっくり言うと技術・権威・伝統重視型の院体画(北宗画)に対するメンタル・脱俗重視型の絵画の事。(元々は文人画と言いました。) この南画は明治時代になるとアーネスト・フェノロサの美術真説で否定されて以降、画壇ではずっと低人気が続きましたが、大正時代頃になると絵に対する精神性などの重要性の見直しから再び注目をされるように、洋画の影響も取り込んだ新しいスタイルが「新南画」と呼ばれるようになりました。この展覧会ではそんな近代の南画を中心に展示されています。ビッグネーム揃いなので是非お楽しみください。

 

22. 「木島櫻谷 ― 山水夢中―」

日程: 2022.11.03木-2022.12.18日

地域: 京都

場所: 泉屋博古館

URL: https://sen-oku.or.jp/program/2022_konoshimaokoku_kyoto/

概要: 木島桜谷は近年再評価が進んでいる明治から昭和にかけて活躍した絵師。昔は「文展にその人あり」と言われる程の実力と人気を誇っていました。初期は動物画に秀でていましたが後に画題を広げ、1セットの屏風にパノラマビューで描く風景画が特に人気がありました。今回はそんな木島桜谷の風景画にスポットを当てた展覧会。雄大な自然風景を描いた迫力の屏風絵は必見です。

 

23. 「芭蕉と蕪村と若冲」

日程: 2022年10月22日(土)~ 2023年1月9日(月・祝)

地域: 京都

場所: 福田美術館

URL: https://fukuda-art-museum.jp/exhibition/202205242365

概要: 松尾芭蕉は江戸時代初期に活躍した俳人。「俳句の神様」とも呼ばれ、その人気は海外でも非常に高い。そんな松尾芭蕉の俳句のエッセンスを自らの絵画に取り入れた独自の画風を展開したのが江戸時代中期に京都で活躍した与謝蕪村。今回はそんな二人にまつわる作品を中心に紹介すると共に、与謝蕪村と同時代に活躍した絵師として同級生出演をするのが伊藤若冲。2019年に福田美術館が収蔵した「蕪に双鶏図」が若冲の初期作として注目を集めているので是非ご堪能下さい。

 

24. 「日本画革命~魁夷・又造ら近代日本画の旗手」

日程: 2023年1月28日(土)~ 2023年4月9日(日)

地域: 京都

場所: 福田美術館

URL: https://fukuda-art-museum.jp/exhibition/202211102659

概要: 福田美術館は2019年にオープンしたばかりの新しい美術館。アイフルの創業者が美術館設立目的で収集した日本絵画を中心とした約1500点の作品からスタートしました。その後、所蔵品の拡充を次々と進めその所蔵品数は1800を超え、今、最も勢いのある美術館とも言えます。今回はさらに山本憲治(元リベラ(株)代表取締役社長)のコレクション200点が追加され、近代日本画の種類が大幅に強化されました。新たなラインナップの近代日本画をお披露目する福田美術館自信の展覧会を乞うご期待。

 

25. 「大阪の日本画」

日程: 2023.01.21 – 2023.04.02

地域: 大阪

場所: 大阪中之島美術館

URL: https://nakka-art.jp/exhibition-post/osaka-nihonga-2022/

概要: 大阪中之島美術館は2022年にオープンした美術館で1周年記念として気合を入れた展覧会がこちら。大阪画壇が本格的に存在感が現れるのは明治以降でそんな大阪の日本画家にスポットを当てた展覧会。北野恒富、島成園などの美人画家勢が多いように見えますが、ラインナップ全体を見ると南画風景画家の矢野橋村、大阪風俗画家の菅楯彦などバラエティに富んでいて非常に見ごたえがある事請け合いです。

 

26. 「京都 細見美術館の名品 ─琳派、若冲、ときめきの日本美術─」

日程: 2023年3月22日(水)~4月10日(月)

地域: 大阪

場所: 大阪髙島屋

URL: https://www.fashion-press.net/news/96076

概要: 国内外から高い評価を得ている京都を代表する美術館・細見美術館が2023年で開館25周年を迎えます。それを記念しての超大型巡回展がこちら。名宝揃いの細見美術館の作品が大阪を始め、東京、名古屋、静岡、長野と巡回していく予定なので大注目です。目玉はやっぱり伊藤若冲の初期作である「雪中雄鶏図」や「糸瓜群虫図」。まだ完成されていない若冲作品を見れるまたとない機会を要チェックです。

 

27. 「移ろふ自然 小野竹喬」

日程: 令和4年9月10日(土曜日)~令和4年12月18日(日曜日)

地域: 岡山

場所: 笠岡市立竹喬美術館

URL: https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/45608.html

概要: 小野竹喬( 1889-1979)は明治から昭和まで活躍した日本画家で非常に長寿。まさに近代以降に生まれた日本画の酸いも甘いも見てきた生き字引のような画家と言えます。「カラリスト・竹喬」とも言われる明るい色彩が特徴的な竹喬の作品をその長い画業と共に振り返る展覧会となっています。

 

28. 「喜多川歌麿展」

日程: 10月1日(土) ~ 12月18日(日)

地域: 愛媛

場所: 大洲市立・肱川 風の博物館・歌麿館

URL: https://www.kazehaku.jp/?cat=7

概要: 喜多川歌麿は江戸時代中期に活躍した浮世絵師。美人大首絵で一世を風靡し海外でも大人気。歌麿館は世界で4枚しか確認されていない喜多川歌麿の版木が2枚発見されたことから建てられた博物館。今年は開館20周年にあたり、歌麿作品16点を展示。浮世絵全般の知識などについても知る事が出来る工夫がされているので是非お楽しみください。

 

29. 「名画の感触 絵を見て感じる手ざわり」

日程: 2022年12月1日(木)~2023年2月28日(火)

地域: 島根

場所: 足立美術館

URL: https://www.adachi-museum.or.jp/archives/exhibition/winter2022

概要: 近代日本画を中心にビッグネーム展覧会。橋本関雪、菱田春草、西山翠嶂、横山大観、大橋翠石、榊原紫峰、山元春挙、富岡鉄斎、前田青邨などさすがのコレクションを堪能できる展覧会。

 

30. 「竹久夢二展」

日程: 2023年1月2日(月)~2023年2月12日(日)

地域: 佐賀

場所: 佐賀県立美術館

URL: https://tokushu.saga-s.co.jp/takehisa/

概要: 憂いを帯びた瞳が愛らしい「夢二式美人」で人気を博し、大正ロマンを代表する画家・竹久夢二の展覧会。会場には今春、人気テレビ番組で2500万円の鑑定額で注目を浴びた夢二の油絵や肉筆画、版画など約270点勢揃い。お見逃しなく。

 

 

31. 「大本山 相国寺と金閣・銀閣の名宝」

日程: 11月26日(土)~2023年1月22日(日)

地域: 大分

場所: 大分県立美術館

URL: https://www.opam.jp/exhibitions/detail/779

概要: この冬、九州で最も注目の展覧会と言っても過言ではないのがこちらの展覧会。京都を代表する寺院である相国寺とその塔頭である金閣寺、銀閣寺に伝わる名宝の数々を一挙に見る事が出来るまたとない展覧会です。円山応挙の代表作の牡丹孔雀図や大瀑布図、伊藤若冲の鶏図、その他、長谷川等伯、長沢蘆雪、狩野探幽など。地元作家の岩澤重夫の襖絵も特別展示。

CEO Message

あなたと掛軸との懸け橋になりたい


掛軸は主人が来客に対して季節や行事などに応じて最も相応しいものを飾り、おもてなしをする為の道具です。ゲストは飾られている掛軸を見て主人のおもてなしの気持ちを察して心を動かす。決して直接的な言葉や趣向ではなく、日本人らしく静かにさりげなく相手に対しておもてなしのメッセージをおくり、心をかよわせる日本の伝統文化です。

その場に最もふさわしい芸術品を飾り、凛とした空間をつくりあげる事に美を見出す・・・この独特な文化は世界でも日本だけです。

日本人が誇るべき美意識が詰まった掛軸の文化をこれからも後世に伝えていきたいと我々は考えています。



代表取締役社長
野村 辰二

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会社概要

会社概要

商号
株式会社野村美術
代表取締役
野村辰二
本社
〒655-0021
兵庫県神戸市垂水区馬場通7-23
TEL
078-709-6688
FAX
078-705-0172
創業
1973年
設立
1992年
資本金
1,000万円

事業内容

  • 掛軸製造全国卸販売
  • 日本画・洋画・各種額縁の全国販売
  • 掛軸表装・額装の全国対応
  • 芸術家の育成と、それに伴うマネージメント
  • 宣伝広告業務
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