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外国人の 書道体験 の満足度をワンランクUPさせるお土産
モノ消費 と コト消費
最近よく耳にするようになった言葉「インバウンド(訪日外国人旅行)」。
観光立国が叫ばれる中、順調に訪日外国人の数は増えており2017年度の訪日外国人数は2,800万人にもなる見込みです。(2016年は2,400万人) 2018年予測では3,200万人とも言われているので東京オリンピックの行われる2020年までに4,000万人という数値も現実味を帯びてきましたね。
そんな中、昨今言われているのが「コト消費」と言われる言葉。反対の言葉が「モノ消費」。少し前までインバウンドのトレンドだった「爆買い」に代表されるような、実際の所有に重きを置いた消費活動が「モノ消費」・・・まぁ普通にお買い物です。反対に所有では得られない体験や思い出に価値を見いだしてレジャーや体験サービスなどにお金を使うのが「コト消費」。
日本は偶発的に発生した中国人観光客の爆買いにより「モノ消費」に偏重してしまったのを反省し、モノ消費と同じく「コト消費」にも力を入れるようになってきました。
書道体験 は外国人に人気のコト消費
そんな「コト消費」で外国人に人気なのが書道体験。
日本語は世界的にも難解な言語とされ、漢字、ひらがな、カタカナと3種(下手したらアルファベットも混じる場合もあるので4種)の文字を組み合わせる言語。聞いたり話したり出来る外国人でも読み書きとなってくると一気にハードルが上がるようです。しかしわからないからこそ興味をそそられるのが人の常。日本語のフォルムに美的感覚を持つ外国人が多いようです。トリップアドバイザーで日本で一番の観光 スポット歴代一位の伏見稲荷大社では千本鳥居に書かれた漢字が大人気だそうです。
そんな日本語を書いてみたい・・・という欲求と日本にある伝統的な芸術である書道への興味があわさり、書道体験 をするのが外国人に人気のようです。
せっかくの体験を思い出の品として
書道体験 をせっかくしたのであれば何か記念に持って帰りたいと思うのが人情。日本では簡単に字を書いて持って帰れるように色紙という便利なボードがあります。書道体験教室でも練習した文字を最後に色紙に書いてもらいプレゼントするというのは良くあるようです。今回ご紹介するのはさらに一歩進んだお土産としてその色紙を飾る「色紙掛」という掛軸です。
色紙掛
色紙を飾るのにはやっぱり日本っぽく、額ではなく掛軸が良いですね。掛軸についている紐に色紙を挟んで飾ればオリジナル掛軸の完成です。
掛軸なら巻いて持ち運びが出来るのでお土産としても最適です。弊社もドイツ、イタリア、イギリスなどにこの色紙掛を輸出した経験がございますが海外でも色紙はある一定の認知はされており、それらを飾る掛軸としてこの色紙掛も知られているようです。
大きさも様々ご用意しております。もちろん別注も承ります。
さらに本格的な掛軸がご希望であれば無地の掛軸というものもご用意してあります。
無地掛軸
本来は作品1点ごとに裂地のパーツを組み合わせていって掛軸に作り上げるのですが(これを表装といいます)製作に時間がかかる為、その場で持って帰ることが出来ません。そんな問題を解決するのがこの最初から掛軸にしている無地の掛軸です。これに字を書いてもらえれば本格的なオリジナルの掛軸がその場で完成し、素敵なお土産として持って帰ることが出来ます。
(ただし色紙同様、失敗は出来ませんので気をつけて書いてもらうようにしてください。)
大きさも小さいものから大きいものまで様々ご用意しております。こちらもフランス、スペイン、ドイツなどに輸出した経験がございます。日本の掛軸は海外でも人気ですね。
弊社では色紙掛も無地掛軸も1点からの販売もお受けしております。数がまとまるのであれば卸価格対応もいたしますので是非ご相談ください。訪日外国人の方に素敵な思い出作りに是非お役立てください。
掛軸の歴史について知りたい方はこちらの動画をどうぞ