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神戸 で 掛軸の 風鎮 を販売している店
風鎮 とは掛軸の軸先につける錘(おもり)。「風を鎮める」という字の如く、本来は掛軸が風に揺れないようにするためのものでした。昔は今のようにエアコンなどがあったわけではないので和室の障子を開けておく事も多かった為、風が部屋に入ってきて掛軸がパタパタを風に揺れる事も多かったようです。現在の住居では気密性も高く、エアコンもある為、風鎮 は掛軸の飾りとしての意味合いの方が強いようです。陶器や磁器の他にも、メノウ、水晶、黒檀などで作られた様々な種類があります。
掛軸 を 取り扱っているお店が少なくなっている現代では、この風鎮を置いているお店を探すのも一苦労というのを最近お客様からよく伺います。神戸では弊社の方で各種在庫を置いて取り揃えております。
左から菊柄の九谷焼、亀の甲羅のような形に金茶の模様の清水焼、佛事の時に使う金唐草透の風鎮。
六角形の形をした珍しい清水焼、金彩の草花模様、オニックス大理石の風鎮。
風景が描かれている瀬戸物、青磁、小さい清水焼の 風鎮 。
その他にも様々な 風鎮 をご用意しておりますので 風鎮 をお探しでしたら是非 野村美術 まで。