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防虫香
防虫香
美術品への害虫被害を防ぐ為の薬剤。香木で出来ているものが多い。パラジクロルベンゼン、樟脳、ナフタリンなどは混用すると、樟脳が溶解し、次いでパラジクロルベンゼンが液体となって美術品を汚染する危険性がある為、防虫剤の混用は避けなければならない。
通常の防虫香は匂いが無くなる頃に交換する。使用状況にも拠るが2~3年を目安に交換する事をお勧めする。
防虫香の使い方
タトウ紙から掛軸を納めている桐箱を取り出す。
桐箱を開ける。
防虫香。様々なタイプがあるが役割や使い方は同じ。
桐箱に防虫香を入れる。(ひとつの桐箱にひとつで良い。)
掛軸を桐箱に収める。
桐箱の蓋を閉じる。
桐箱をタトウ紙に入れる。(桐箱の縦横の向きを確認)
他の防虫剤との混用は避けてください。