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臼井弘毅 / 十三佛 - じゅうさんぶつ
- 商品ID
- 0141
- 商品名
- 臼井弘毅
- 作家紹介
1924-
無所属作家 大阪生
関西南画院入選3回
美協展佳作賞、県展特選
特技: 花鳥、人物- サイズ
- 728mm x 1970mm
- 軸先
- 金軸
- 作品の素材
- 絹本
- 在庫
- 有
- 商品紹介
日本では11世紀以降に、十王信仰が広まった。十王は死者の罪の多寡を鑑み、地獄へ送ったり六道への輪廻を司るなど畏怖の対象であった。 十王信仰とは、地獄を統べる10人の裁判官に対して慈悲を乞う信心の一種である。鎌倉時代には十王をそれぞれ十仏と相対させるようになり、時代が下るにつれてその数も増え、江戸時代には十三仏信仰なるものが生まれるに至った。なお、仏事の法要は大抵七日ごとに七回あるのは、審理の度に十王に対し死者への減罪の嘆願を行うためであり、追加の審理の三回についての追善法要は救い損ないを無くすための受け皿として機能していたようだ。十三佛が描かれた掛軸は真言宗、禅宗などの佛事でよく使われる。
本作品は臼井弘毅によって描かれた十三佛。十三佛の描写がとても緻密であり、作品の金彩がとても豪華である。十三佛の荘厳な威厳が感じ取れる作品である。