ニュース/ブログ
辰本青花 / 天橋立 - あまのはしだて
- 商品ID
- 0025
- 商品名
- 辰本青花
- 作家紹介
1935~ 京都出身
京都美校日本画専攻科卒業
師: 堂本印象
第九回日仏現代美術展大賞受賞
上野の森日本画大賞展入賞- サイズ
- 605mm x 1920mm
- 軸先
- 象牙代用
- 作品の素材
- 和紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
天橋立は、京都府宮津市の宮津湾にある景勝地である。数千年以上にわたって形成された3.6キロにもなる砂の橋であり、日本海の京都北部を代表する人気のスポットであり日本三景にも数えられている。足の間からその頂上を見上げた時、島と空が逆さになる為、松の木の道が空に浮いている幻想的な光景が見る事が出来る。「天国への舟」や「天国への橋」のような様々な呼名が存在する。自然が最も魅力的なエリアだが、その他にも深い文化や豊富な歴史を体験する事が出来る情緒あふれるエリアである。
辰本青花は素早い筆致で対象を簡潔に表現するスタイルで人気を博している。彼は京都で培われた伝統的な画法を正当に受け継ぐ数少ない作家であり本作品は天橋立を描いた作品である。うっすらとした白波の描写によって天橋立を間接的に表現しているのはさすがである。小舟に乗った人物を描く事で、長きに渡って形成された天橋立の自然の営みと人間の日々の営みとの対照的な時間軸を表現しているのも面白い。