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有馬頼底 / 紅葉図 (舞秋風) - もみじ: あきかぜにまう
- 商品ID
- 0102
- 商品名
- 有馬頼底
- 作家紹介
1933-
臨済宗相国寺派管長
相国寺・金閣寺・銀閣寺住職- サイズ
- 540mm x 1340mm
- 軸先
- 陶器
- 作品の素材
- 和紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
茶道とは、様式にのっとって客人に茶をふるまう行為のこと。元来は「茶湯」(ちゃとう)「茶の湯」といった。ただ、茶をいれて飲むだけでなく、生きていく目的や考え方、宗教、茶道具や茶室に置く美術品など、広い分野にまたがる総合芸術とされる。
書の掛軸は茶道において重要な役割を果す。有名な書家や僧侶によって書が揮毫され、茶室の床の間に飾られる。それは季節や会合の趣旨などを含む、その場面に一番適切なものが選ばれる。書の軸は特に禅語や詩、有名な場所の説明に関連した格言、茶会に関連した言葉や句が用いられる。漢字の代わりに絵が描かれた掛軸や両方描かれた掛軸も使われ、待合室に飾られる事もある。茶会では主人と客との精神的な関わりが重要だと考えられ、掛軸はそれを表現する大切な道具として使われる。
有馬頼底は京都を代表する禅僧の一人であると同時に茶人としても有名である。おもてなしの心をよく理解した彼の本作品は非常に深遠なる雰囲気が漂っていて味わい深い。