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山崎啓次 / 南都秋景 - なんとしゅうけい
- 商品ID
- 0116
- 商品名
- 山崎啓次
- 作家紹介
1937-
大阪生
日展会員
師:佐藤太清
京美大卒 日展審5 会員賞
特選2 無依2 日春賞2
奨励賞 外務省買上3 個展- サイズ
- 714mm x 1430mm
- 軸先
- 水晶代用
- 作品の素材
- 麻紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
東大寺は、奈良県奈良市雑司町にある華厳宗大本山の仏教寺院である。奈良時代(8世紀)に聖武天皇が国力を尽くして建立した寺であり、「奈良の大仏さん」の寺として、古代から現代に至るまで広い信仰を集め、日本の文化に多大な影響を与えてきた。聖武天皇が当時の日本の60余か国に建立させた国分寺の本山にあたる「総国分寺」と位置づけられた由緒正しき寺院である。東大寺は1998年に古都奈良の文化財の一部として、国際連合教育科学文化機関より世界遺産に登録されている。
本作品は山崎啓次の東大寺の秋風景である。月が空白で間接的に表現され、作品を夜景に変化させているのが面白い。力強い筆致で描かれた寺院とは対照的に木々は柔らかい筆致で描かれており、より一層寺院の描写を引き立てている。殆ど色彩を使わずに秋の景色を感じさせている所に山崎啓次の高い画力を感じる。