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清水公照 / 観音図: 鹿 - かんのんず: しか
- 商品ID
- 0139
- 商品名
- 清水公照
- 作家紹介
1911-1999
第207世、第208世東大寺別当
華厳宗管長、兵庫県生
姫路市書写の里名誉館長- サイズ
- 540mm x 1410mm
- 軸先
- 黒塗
- 作品の素材
- 和紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
奈良公園は、奈良県奈良市の若草山麓に広がる都市公園。公園内の大部分は芝生に覆われ、約1200頭に上る鹿が徘遊する。これらの鹿は国際的にも有名で、奈良観光のメインとなっており、修学旅行生の姿も多く見られる。なお、この公園に鹿が放し飼いされていることには以下のような由来がある。
鹿は春日大社の神使であり、春日大社創建の際、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命が神鹿に乗ってやってきたと伝えられる。それゆえ、奈良公園の鹿は古くから手厚く保護されている。今でも地元の住民は鹿に愛着の念と共に畏敬の念を併せ持つといわれる。
本作品は清水公照によって描かれた観音と鹿の作品である。清水公照は華厳宗の僧侶で奈良県にある東大寺の別当を務めた。観音菩薩は仏教の菩薩の一尊であり、特に日本において古代より広く信仰を集めている尊格である。観音菩薩と鹿の組み合わせは清水公照ならではであり、非常に味わい深い作品である。