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森田秀治 / 梅香る - うめかおる
- 商品ID
- 0067
- 商品名
- 森田秀治
- 作家紹介
1910-
日展会友
東京在住
師: 伊東深水 日展入選28回
日春入選17回 奨励賞3回
得意画:人物・花鳥- サイズ
- 515mm x 1950mm
- 軸先
- 象牙代用
- 作品の素材
- 和紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
美人画は、一般に女性的な容姿や内面の美しさ、いわゆる女性美をモチーフにした絵画のことを指す。このような人物画は古今東西にあるが、美人画という用語は日本発祥の呼び方である。多くは江戸時代の浮世絵の流れを汲んでいる。
美人画とは単に美しい女性をモチーフにした絵画だという概念に囚われがちだが、『広辞苑』では「女性の美しさを強調し」という抽象的表現で規定されており、『新潮世界美術辞典』では「女性の容姿の美しさ」と、『現代日本美人画全集名作選Ⅰ』(関千代著、集英社、1979年)では「女性の中にある美」を探究しモチーフとしたものと定めてあり、必ずしも美人を描いたものという定義だけでその本質を表現できるものではない。
本作品は森田秀治の美人画である。うっとりと梅に酔いしれる女性の姿が描かれている。髪飾りが梅の形であったり、着物の帯にも梅の紋が描かれている所から察するに、季節を考慮してそれらを選んだ女性のお洒落が感じ取れるのも興味深い。