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川人勝延 / 萩 - はぎ
- 商品ID
- 0109
- 商品名
- 川人勝延
- 作家紹介
1922-
日展会員 和歌山出身
師: 佐藤太清
日春展入、日展入、日春展日春賞
日展特選、全関西展招待出品
日展審査員
「静かなる日本を描く 川人勝延日本画展」開催- サイズ
- 725mm x 1420mm
- 軸先
- 黒塗
- 作品の素材
- 和紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
萩は秋を代表する花。万葉集は日本に現存する最古の和歌集であるが、この和歌集の中で最も多く詠まれた植物は実はこの萩なのである。散り際を桜は『舞う』と表現されるが、萩は『こぼれる』と表現される。桜が舞い散るのと同じように、こぼれ散る萩の美しさが日本人の感性を惹きつけるのであろう。
本作品は扇面に描かれた川人勝延による萩の図である。素早い筆致と最小限の筆数で描きあげているのがわかる。この表現により萩に躍動感が生まれ、風に揺れこぼれそうになっている萩の姿を想像させる川人勝延の妙技である。