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山崎啓次 / 桜花春宵図 - おうかしゅんしょうず
- 商品ID
- 0071
- 商品名
- 山崎啓次
- 作家紹介
1937-
大阪生
日展会員
師:佐藤太清
京美大卒 日展審5 会員賞
特選2 無依2 日春賞2
奨励賞 外務省買上3 個展- サイズ
- 715mm x 1980mm
- 軸先
- 水晶代用
- 作品の素材
- 麻紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
日本人が桜を愛してやまないのは、そこに常なき様、すなわち無常を感じるからとされる。「永遠なるもの」を追求し、そこに美を感じ取る西洋人の姿勢に対し、日本人の多くは移ろいゆくものにこそ美を感じる傾向を根強く持っているとされる。「無常」「無常観」は、中世以来長い間培ってきた日本人の美意識の特徴の一つと言ってよかろう。この無常は仏教の根本的な考え方であるとされている。
本作品では満月の夜に佇む美しい桜が描かれている。ひらひらと舞う花びらがこれからの桜の未来を想像させ、なお一層桜を愛おしく思わせる。落ち着いた色調が桜に気品をまとわせている。日本人の感性に響く作品であり、山崎啓次の桜の絵がなぜ人気が高いかがよくわかる。