亀谷鶴嶂は日本の書道家であり、6歳の頃から書を勉強し今では海外でも人気を博している。

川人勝延はその伸びやかな墨線で描く作品が人気の日本画家である。

本作品は両者の合作。満開の桜の木が民家の近く描かれており、我々は春の長閑な一日を楽しむことが出来るようである。そこに添えられた亀谷鶴嶂の松尾芭蕉の賛も味わい深い。まるで両者が共に春の長閑な一日を楽しんでいるようにさえ感じる事が出来る作品である。