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山崎啓次 / 立葵 - たちあおい
- 商品ID
- 0099
- 商品名
- 山崎啓次
- 作家紹介
1937-
大阪生
日展会員
師:佐藤太清
京美大卒 日展審5 会員賞
特選2 無依2 日春賞2
奨励賞 外務省買上3 個展- サイズ
- 595mm x 1930mm
- 軸先
- 水晶代用
- 作品の素材
- 麻紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
立葵は初夏に咲く花であり、高さが2m程にもなり、根元から順番に開花していく。その姿は実に堂々としていて気品を感じる事が出来る。梅雨の頃より根元から花を開き始め、梅雨の終わり頃に花の時期を終える為、別名梅雨葵とも呼ばれている。
本作品は山崎啓次によって描かれた立葵図である。紅白の花がとても美しく、マーブリングによって表現された淡い色は梅雨明けの清々しい気候を予感させる。蝶は梅雨明けを待ちきれずに舞っているように感じるのが興味深い。蝶を描く事で画面に安らぎを加えているところが山崎啓次らしい作品である。
墨流し (マーブリング)
墨を水面に流した上に松脂を滴して、墨を水面に散らしこれを紙に写し取る技法で、同様の効果が水彩絵具でも得られる。