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手塚由利 / 水墨山水 - すいぼくさんすい
- 商品ID
- 0020
- 商品名
- 手塚由利
- 作家紹介
1946-
日展会友
師: 杉原元人- サイズ
- 600mm x 2000mm
- 軸先
- 象牙代用
- 作品の素材
- 絹本
- 在庫
- Sold out
- 商品紹介
手塚由利は群青の墨を使う事で有名であった杉原元人に師事し画技を学んだ。その独特な色合いで描かれる風景画は人気が高い。独特の色合いから生み出される世界観からは日本人が持つ自然への畏怖の念を感じさせる。日本画は技術のみではなくその精神性にも重きを置かれてきたが、対象物のそれが芸術家の技によって描かれた時、鑑賞者の心は動かされるのである。
本作品は上高地を描いた作品である。観光地として有名な上高地ではあるが、本作品には明るい賑やかな雰囲気はなく自然の厳格な雰囲気が描き出されている。手塚由利は上高地に対する畏敬の念をこめて描いたのであろう。中景に小さく描かれた大正池の立ち枯れの木との対比により山の壮大さがより一層際立って感じる事が出来る。
杉原元人 (1912-2009)
日本画家。日展参与。1980年代以降日本画壇を牽引した日本画家。