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加藤智 / 仲秋 - ちゅうしゅう
- 商品ID
- 0105
- 商品名
- 加藤智
- 作家紹介
1947-
東京生
日展会員
師:児玉希望、奥田元宋
日展審査員 特選2入選24
日春展20 日春賞2 外務省買上- サイズ
- 600mm x 1980mm
- 軸先
- 象牙代用
- 作品の素材
- 麻紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
「月見」は、直訳すれば月を見る事だが、日本の秋の月を称える祭りである。一般的に旧暦の8月15日に仲秋の満月の祝いは行われる。現在の暦ではその日はたいてい9月か10月にあたり、その日の月は「仲秋の名月」として知られている。月に捧ぐ祭りは日本では長い歴史があり、平安時代に中国の仲秋節の要素が日本にもたらされ、貴族階級の人々は水に映った月の反射を見る為に舟を出す月見のイベントを開催したのであった。古来より日本人は旧暦の8月は地球、太陽、月の位置関係から月が特に明るくなる為、月を見るのに最高の時期だと考えていたのだ。
この作品は加藤智によって描かれた仲秋の名月である。岩絵具を用いた美しい色彩は彼ならではのものである。青と白の桔梗の描写が美しく印象深い。まるで満月を祝っているかのような幻想的な作品である。