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久保貴啓 / 前進 - ぜんしん
- 商品ID
- 0167
- 商品名
- 久保貴啓
- 作家紹介
1951-
高野山真言宗別格本山興隆寺住職
兵庫県生
別名 大池聖天
父: 久保光瑞- サイズ
- 725mm x 1400mm
- 軸先
- 塗
- 作品の素材
- 和紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
古来より蛇は神の使い(神=カ「蛇」ミ「身」)とされ、脱皮を行う事から永遠の生命力の象徴として信仰されてきた。また農作物を荒らすねずみを獲物とする為、豊穣の神、雨の恵みをもたらす天候の神とも云われてきた。財運招福の神「弁財天」の化身とも云われ、「実(巳)入り」の語呂からも金運・財運の象徴として古来より非常に好まれてきた生き物である。
本作品では霊峰富士の裾野を神の使者・蛇がゆっくりと確実に前進する。混沌とした現代を歩む私たちに、その姿と行動を以って力強き生き方を啓示しているかのようである。「一」から進み始める。決して退かず、前へ前へただひたすら前へ進む。これからの幸福と繁栄のために前進あるのみ。そういった想いを込めて真言宗別格本山興隆寺・久保貴啓住職により揮毫された希少な作品。