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斎藤青美 / 杜若: 能 - かきつばた: のう
- 商品ID
- 0168
- 商品名
- 斎藤青美
- 作家紹介
1928 –
師: 二井榮逸
無所属
能画専門- サイズ
- 752mm x 1390mm
- 軸先
- 象牙代用
- 作品の素材
- 和紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
能は、継承されている演劇としては「世界最古」といわれる日本独自の舞台芸術で、世界無形遺産に指定されている。芝居のみならず、舞いや歌の要素ももつ音楽劇であり、オペラと対比されたりもするが、同じ楽劇でもその違いには目を見張るものがある。また、能面をつけて演じられるという点で、仮面劇とも言う事が出来る。
能は、謡い・舞いなどの技芸の鋭さ、ストーリーの面白さ、文学的な洗練、多彩な表現といった、さまざまな魅力を通じて、海外の人たちをも魅了してきた。その積み重ねの延長に、ユネスコの世界無形遺産への登録という揺るぎない評価があった。
本作品は能画の専門作家である斎藤青美が描いた能の演目である杜若を舞っている演者を描いた作品である。杜若の演目は杜若の精が幻想的に舞うシーンが見所であるが、本作品では洗練された美しさと能の持つ神秘的な雰囲気が見事な描写で表現されている。