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山崎啓次 / 大沢池春景 - おおさわいけしゅんけい
- 商品ID
- 0072
- 商品名
- 山崎啓次
- 作家紹介
1937-
大阪生
日展会員
師:佐藤太清
京美大卒 日展審5 会員賞
特選2 無依2 日春賞2
奨励賞 外務省買上3 個展- サイズ
- 715mm x 2000mm
- 軸先
- 水晶代用
- 作品の素材
- 麻紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
京都市右京区嵯峨にある大覚寺は、嵯峨天皇が離宮の苑池として作ったものの遺構とされ、平安時代初期庭園の貴重な遺構である。その庭園の主要部である大沢の池は北岸に近い大小二つの中島と池中の立石、また北側の名古曽の滝跡とともに平安時代初期のおおらかな面影を今日にしのばせている。平安時代前期の名残をとどめ、日本最古の庭池とされている。
本作品は山崎啓次の大沢池の春の風景である。何という大胆な構図であろうか・・・斜めに画面を切り裂くように桜の枝が大胆に描かれている。画面いっぱいにまで桜の枝を描くことで画面から溢れ出しそうな生命力すら感じる。山崎啓次の新しい画境への強い挑戦心を感じられる素晴らしい作品である。