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加藤智 / 尾瀬惜春 - おぜせきしゅん
- 商品ID
- 0057
- 商品名
- 加藤智
- 作家紹介
1947-
東京生
日展会員
師:児玉希望、奥田元宋
日展審査員 特選2入選24
日春展20 日春賞2 外務省買上- サイズ
- 604mm x 1950mm
- 軸先
- 象牙代用
- 作品の素材
- 麻紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
日本の中心に位置している尾瀬は日本の本州で一番大きい高地の湿地である。群馬県、福島県、新潟県、栃木県にまたがり、そこには尾瀬ヶ原、尾瀬沼、至仏山や燧ケ岳を含む2,000mクラスの山脈があり、ここでは訪問者は様々な美しい自然の景観を楽しむことが出来る。(広大な湿地帯、湖、高山地帯、原始林、滝など)
気候は比較的寒く、夏でも涼しく冬は豪雪である。湿地帯では、多くの湿原植物…水芭蕉、オオバギボウシなどが春から秋にかけて咲き、野生生物も多く生息している。希少な動物や植物があるエリアが多く、学術的にも重要なエリアとされている。雪解けの後には水芭蕉の季節が尾瀬に到来し、多くの観光客を魅了する事で有名である。本作品は加藤智によって描かれた尾瀬の作品。尾瀬は朝方に霧に包まれ、幻想的な風景に変化することがあるが本作品は見事にその霧を表現している。尾瀬に水芭蕉は付き物だが掛軸のような縦長の構図で描くのは難しくあまり見かける事はなかったが、本作品では巧みな霧の表現により見事に至仏山と水芭蕉を幻想的に描いているのがさすがである。