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宮前秀樹 / 松に鶴 - まつにつる
- 商品ID
- 0131
- 商品名
- 宮前秀樹
- 作家紹介
1929-
日本美術院 特待
埼玉県出身
師: 福王寺法林
院展入選24回、無鑑査3回
春展入選25回、無鑑査4回
美術館買上16回、個展12回- サイズ
- 420mm x 1900mm
- 軸先
- 黒塗
- 作品の素材
- 和紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
宮前秀樹は彩色で描かれる額絵が有名であるが、本作品は珍しい掛軸作品である。本作品は額絵の何重にも岩絵の具を塗り重ねる描写とは全く異なり、極限まで簡略化して描かれている。日本画において対象を簡略化すればするほど、描くのは難しくなる。しっかりとしたデッサン力がなければ、対象の本質を描き出す事は出来ない。
本作品は簡素化された松と番いの鶴が描かれている。画面上部に松の枝とそれを見上げる鶴が描かれているが、細長い画面を上手く利用した構図が面白い。