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加藤智 / 赤龍 - せきりゅう
- 商品ID
- 0152
- 商品名
- 加藤智
- 作家紹介
1947-
東京生
日展会員
師:児玉希望、奥田元宋
日展審査員 特選2入選24
日春展20 日春賞2 外務省買上- サイズ
- 720mm x 1410mm
- 軸先
- 水晶代用
- 作品の素材
- 麻紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
奥田元宋は昭和に最も活躍した日本画家の一人。「元宋の赤」といわれる独特な赤色が特徴とされる。神奈川県横浜市にある大聖院には、奥田元宋の代表作である「赤龍」の天井画がある。奥田元宋の妻・龍子が大聖院の鷲尾住職の大叔母にあたり、龍子の七回忌の供養のために、名前に因んだ龍を「赤」で描き、奉納したものである。この時、元宋の弟子達は元宋の描いた赤龍のまわりに花を描き、あわせて奉納した。加藤智もその一人で、特に奥田元宋に深い関わりを持った弟子としてこの赤龍には特別な思い入れがある。
2012年は、奥田元宋が亡くなって迎える初めての辰年であった。その年の初めには東日本大震災があり日本全体が暗い雰囲気で包まれていた。加藤智は燃えるようなこの赤が全ての疫災を打ち払う願いも込めて、師と同じ「赤龍」を描く決意をしたという。本作品はまさにその赤龍の作品であり加藤智の様々な願いが感じ取れるようである。