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吉村卓司 / 赤富士 - あかふじ
- 商品ID
- 0050
- 商品名
- 吉村卓司
- 作家紹介
1957-
日展会友
多摩美大卒、日展会友
特選2回、入選23回
日春展入選14回
日春賞3回、奨励賞2回師: 奥田元宋
父: 吉村醇三郎(日展会友)
弟: 吉村誠司(日本美術院同人)- サイズ
- 605mm x 2000mm
- 軸先
- 象牙代用
- 作品の素材
- 和紙
- 在庫
- 無
- 商品紹介
吉村卓司は金彩の使い手として有名な画家であり、父・吉村醇三郎からその技術を受け継いでいる。また奥田元宋の門下生でもある事からその色彩感覚には目を見張るものがある。
本作品で特筆すべきは随所で使い分けられた金彩により描かれている木々である。遠景、中景、近景それぞれで木々の描き方が違うのが芸が細かく、飽きを感じさせない。この構図から考えると、吉村卓司は富士と同等の高さから富士を見ながら描いたと想像できる。対等の高さで富士を描いている時、彼が何を思いながら筆を運んだのかを想像するとこの作品をより一層興味深く鑑賞出来る。奥田元宋(1912-2003)
昭和に最も活躍した日本画家の一人。「元宋の赤」といわれる独特な赤色が特徴とされる。日本芸術院会員。