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川人勝延 / 良寛: 一、二、三、いろは - りょうかん: ひー、ふー、みー、いろは
- 商品ID
- 0165
- 商品名
- 川人勝延
- 作家紹介
1922-
日展会員 和歌山出身
師: 佐藤太清
日春展入、日展入、日春展日春賞
日展特選、全関西展招待出品
日展審査員
「静かなる日本を描く 川人勝延日本画展」開催- サイズ
- 725mm x 1430mm
- 軸先
- 陶器
- 作品の素材
- 和紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
良寛は江戸時代のユニークな名僧であり書道家としても有名であった。書の作品は大変な人気が高かったと言われている。良寛は高名な人達からの書の依頼はよく断ったが、子供達や町人達に頼まれると喜んで書いた。ある日、町人に『良寛さんの書は難しいので誰もがわかる簡単な書を書いて欲しい』と頼まれ、『一、二、三、いろは』と書いてあげたという逸話がある。良寛はこの簡単な書で『簡単な物事の中にこそ真実がある』という禅の本質を伝えたかったのだと考えられている。
本作品はまさにそのシーンを描いた川人勝延の作品である。良寛の優しそうな表情と町人達の嬉しそうな表情がこの作品に楽しそうな雰囲気を与えている。川人勝延自身も人に頼まれたら喜んで絵を描く性格であり、良寛に親しみを持ってこの作品を描いたのだろう。