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堀江玉鳳 / 雪中猛虎 - せっちゅうもうこ
- 商品ID
- 0153
- 商品名
- 堀江玉鳳
- 作家紹介
1917 – ?
師: 玉置頼石
富山県生
日本動物画協会理事長
光彩会書記長、外遊2- サイズ
- 725mm x 1470mm
- 軸先
- 象牙代用
- 作品の素材
- 絹本
- 在庫
- 有
- 商品紹介
日本には古来より虎は生息しておらず、今でも動物園を除けば現在でも生息はしていない。昔の日本画家たちは猫を参考にして虎を描いていたという。それ故、明治時代前までの虎は大型の猫のような姿で描かれていた。明治時代になり、サーカスなどで日本画家が虎を実際に見ることが出来るようになってからは、写実的な虎が描かれるようになった。
堀江玉鳳は昭和時代から平成時代に日本画壇で活躍した虎絵専門作家である。虎絵では彼の右に出るものはいなかった程の人気を博し、多くの作品を残した。本作品は厳しい雪の中、堂々と歩む虎の姿を力強く描いた作品である。鋭い眼光には虎の獰猛さが表現されており、虎絵を描くのに重要な毛描きも非常に丁寧で美しい。胡粉、墨、余白を巧みに用いた雪の表現は称賛に値する。彼の虎絵が今なお人気が高いのが頷ける逸品である。