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川人勝延 / 雀聲 - じゃくせい
- 商品ID
- 0052
- 商品名
- 川人勝延
- 作家紹介
1922-
日展会員 和歌山出身
師: 佐藤太清
日春展入、日展入、日春展日春賞
日展特選、全関西展招待出品
日展審査員
「静かなる日本を描く 川人勝延日本画展」開催- サイズ
- 726mm x 1430mm
- 軸先
- 黒塗
- 作品の素材
- 和紙
- 在庫
- 有
- 商品紹介
「竹に雀」は吉祥を表わす組み合わせとして古来より日本では人気であり、武家の家紋などにも用いられてきた。
竹は真っ直ぐと伸び決して折れない特徴が好まれ、家運に見立て家運隆盛の象徴と考えられてきた。
雀は繁殖力が高く子沢山なので、子孫繁栄の象徴と考えられてきた。
本作品は川人勝延によって描かれた竹に雀の図である。日本の扇の形の画面がとてもユニークであり、上手く構図をとっているのがさすがである。迷いない筆致で描かれた竹の葉と仲睦まじく寄り添う夫婦の雀が描かれているのが微笑ましい。川人勝延はよく動物を擬人化して描くが、本作品ではまるで会話をしているように描かれている。川人勝延の動物に対する愛情を感じる事が出来る心温まる作品である。