琳派四大巨匠

 

琳派とは江戸時代に一世を風靡した芸術家集団です。この集団は非常に特徴的なイデオロギーを持ち、デザイン性を重視した作品を生み出しました。

京都は当時、工芸やデザインが盛んであり、着物の柄や蒔絵の模様などが非常に発達していました。

 

琳派はこれらのデザイン要素を絵画の世界に取り入れることで発展しました。

それ以前の狩野派などは筆の技法を重視していましたが、琳派はデザイン性やデフォルメ、イラストレーションの要素を取り入れたことで大きな人気を博しました。

 

特に京都の人々に受け入れられ、花開きました。

琳派については、江戸時代に活躍した四大巨匠を知ると全体像を理解できます。

 

初代は俵屋宗達で、彼の風神雷神図屏風は有名です。

宗達の影響を受けた尾形光琳が二代目とされます。光琳は宗達の作風を独自に発展させました。

三代目は酒井抱一で、江戸に琳派の流れを持ち込みました。抱一は尾形光琳のスタイルを受け継ぎつつ、独自の渋い江戸琳派を作り上げました。

四代目は酒井抱一の直接の弟子関係にある鈴木其一で、彼はさらにアバンギャルドな作風で琳派を発展させました。

このように琳派は俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一という四大巨匠によって受け継がれ発展していったのです。

ちなみに鈴木其一を除く3人には直接的な師弟関係はなく、私淑という形をとったのも琳派の特徴です。

 

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    掛軸は主人が来客に対して季節や行事などに応じて最も相応しいものを飾り、おもてなしをする為の道具です。ゲストは飾られている掛軸を見て主人のおもてなしの気持ちを察して心を動かす。決して直接的な言葉や趣向ではなく、日本人らしく静かにさりげなく相手に対しておもてなしのメッセージをおくり、心をかよわせる日本の伝統文化です。

    その場に最もふさわしい芸術品を飾り、凛とした空間をつくりあげる事に美を見出す・・・この独特な文化は世界でも日本だけです。

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