神戸市長田区

弊社は納経軸を掛軸に仕立てて欲しいというご要望をよく頂きます。ありがたい事に全国各地からご依頼をいただく事もあり、全国にあるさまざまな霊場を知る事が出来ます。聞いた事もないような霊場集印軸のご依頼を受けると新しく霊場を知る事が出来た喜びで少し得した気分になってしまいます。（笑）

今回は 神戸市長田区 のお客様より真言十八本山の納経軸仕立てのご依頼を受けました。

真言宗十八本山（しんごんしゅう じゅうはちほんざん）は、真言宗の主要な16派の総大本山である18の寺院のこと。毎年1月8日から1月14日までの一週間、東寺にて後七日御修法（ごしちにちみしほ）を行っている。元は各山の連絡・調整などのために作られたものだが、すべて有名寺院であるため、専用の納経帳を作成し、人気の霊場巡礼ともなっている。

Wikipediaより抜粋

以前、珍しい霊場の掛軸表装依頼だったので記事でご紹介いたしましたが、再びご依頼いただきました。本当に最近人気のようですね。弊社でも納経軸の台紙（まくり）のご販売をしておりますのでご用命ください。

真言宗十八本山
真言宗各派の大本山である18の寺のこと。各山の連絡・調整などのためのものだが、最近では人気の巡礼コースとしても取り上げられている。
 

弊社も神戸市の垂水区なので十八本山のひとつである須磨寺が近くにあるのでどこか身近な霊場の感覚を受けます。お客様も 神戸市長田区 のお住まいなので普段からよく須磨寺の方にはお伺いしているそうです。今回の霊場集印をするきっかけになったのもそこからだとか。

参考までに十八本山の詳細は下記をご参照ください。

今回ご依頼をいただきました納経軸のまくり（台紙）です。右上が1番でそこから時計回りにぐるっと埋めて行き、最後は一番上の列の真ん中が高野山の金剛峰寺になります。こういった集印の仕方も珍しいですね。

今回は弊社の仏表装パターンのNO.7「青春日」にて掛軸表装させていただきました。落ち着いた感じの仕上がりにお客様も大変喜んで頂けました。

「西国三十三ヶ所や四国八十八ヶ所を巡っている人はよくいてるけど、これを巡っている人はまだ周りにはそういてないからちょっと自分だけって感じで嬉しいわ。」とご感想をいただきました。

真言宗十八本山の納経軸台紙のご販売や表装、神戸市で表装にお困りの方は是非弊社までご相談ください。

掛軸の歴史について知りたい方はこちらの動画をどうぞ