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四国八十八ヶ寺 霊場集印 掛軸表装 依頼 | 神戸市 兵庫区
神戸市兵庫区
霊場集印軸の掛軸表装をご依頼される際に、旅行中の思い出話をお聞きする事がよくあります。旅先でのお話などをお聞きしていると自分も旅をしているような気持ちになれるので大変楽しく思います。
今回は四国八十八ヶ所のご集印を回られた神戸市 兵庫区 のお客様から掛軸表装のご依頼を受けました。お客様の思い出の場所は香川県の善通寺だったそうです。善通寺は第75番目の札所であり、弘法大師・空海の生誕の地としてもとても有名。
お寺は空海が修行し、恵果和尚から密教の全てを伝授された中国の青龍寺を模して伽藍が作られたそうです。私も2018年のGWに中国の青龍寺に行ってきたばかりだったのでその話も含めてお客様と大変盛り上がってしまいました。(西安旅行記は下記リンクをどうぞ。)
お客様は金比羅山と善通寺のこの辺り一帯の何とも言えない神聖な雰囲気を大変気に入られたそうです。弘法大師にまつわる土地は全国各地にありますが、真言宗のいわゆる三大霊場というのは、和歌山県の高野山、京都の教王護国寺(東寺)、そしてこの善通寺なのでお客様の気持ちもなんとなくわかる気がいたします。
こちらが今回表装をお受けさせていただいた四国八十八ヶ所の納経軸。
お客様のお気に入りの善通寺は写真の赤丸の部分です。
弊社の仏表装パターンのNO.11 『復元織』にて軸装依頼をお受けいたしました。こちらが完成写真です。
落ち着いた裂地の風合いを気に入っていただき仕上がりにもご満足いただけました。1つ1つの印を見ながら思い出を振り返るのが楽しみの1つだそうです。
弊社は遠方にも出張訪問させていただいております。四国八十八ヶ所などの掛軸表装相談はぜひ弊社にご相談ください。
四国八十八ヶ所の納経軸掛軸表装についてより詳しく以下の動画で紹介しておりますので宜しかったらご覧ください。