ニュース/ブログ
床の間 アルバム 008: 大谷句佛 、 那智の瀧、中国水墨山水、松竹梅鶴亀 など
目次
床の間 掛軸 「大谷句佛 鹿図」「刺繍掛軸 那智の瀧」
左は少しわかりづらいですが岩場に隠れた鹿の図です。右側に小さく鹿が描かれています。ススキが描かれている所から秋の景色のようですね。作者は 大谷光演 (こうえん)。明治時代から大正時代にかけての浄土真宗の僧侶です。俳人でもあり画家でもあり、「 大谷句佛 」(おおたに くぶつ)の名前の方が有名かもしれません。浄土真宗東本願寺第23世法主、真宗大谷派の管長でもあります。味わい深い俳画などを数多く残されている事でも有名。
右は写真かと遠目では思ってしまいましたが実は刺繍を掛軸にしたものでした。和歌山県を代表する那智瀧の刺繍。刺繍の上にはお寺の朱印が押されています。
床の間 掛軸 「 中国 水墨山水画 」
中国の風景を描いた水墨山水画。非常に大きな 掛軸 で迫力がありますね。中国に旅行に行った際の思い出のお土産のようです。切り立った山並みが中国の風景らしいですね。
水墨山水についてはこちらの動画で詳しくご説明しておりますのでよろしかったらご覧ください。
床の間 掛軸 「水墨山水」
年中掛けの定番品として長年親しまれている「水墨山水」。色が入っている物を「彩色山水」と呼び、同じ作家の作品でも雰囲気が異なるので見比べると面白いものです。
床の間 掛軸「松竹梅鶴亀」
近いうちに結納があるらしく、お祝いの掛軸をご購入いた
鶴亀についてはこちらの動画で詳しく解説しておりますのでよろしかったらご覧ください。
床の間 掛軸「西国三十三観音霊場 集印軸 本金別織正絹 最高級表装」
西国三十三ヶ所の納経軸を掛軸に表装する工程はこちらの動画で詳しくご紹介しておりますのでよろしかったらご覧ください。
掛軸の歴史について知りたい方はこちらの動画をどうぞ