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外国人 (アメリカ)から無地掛軸のオーダー
最近は海外の 外国人 からのお問い合わせもいろいろと頂戴する機会が多いのですが、その中で気がつくのは書道や水墨画に興味を持たれている方が非常に多いという事です。ご自身で書をされたり絵を描かれたりする人も多いのには驚きです。(しかも結構上手い)
今回はアメリカにお住まいのお客様よりご相談を受けました。
男性のお客様なのですが奥様が水墨画を描かれるようで無地の掛軸を奥様にプレゼントしてあげたいという希望でした。素敵ですねぇ。
もちろん無地の掛軸は弊社でも販売しているのですが、お客様はありきたりな掛軸ではなく金襴で黄緑色の裂地で表装された特別Verにして欲しいというリクエストだったので特別に弊社で製作いたしました。(弊社は掛軸を製作出来るのが強みです。すべてオーダーメイドで1点からでも製作可能です。)
仕上がった掛軸がこちらです。合計6本のご発注をいただけました。
黄緑色の下地に金糸で草花を表現した豪華な中廻しの裂地です。
2018年9月は関西地方に台風第21号(JEBI)が上陸し、猛威を振るいました。神戸の弊社も社屋に被害を受け、復旧作業に時間がかかった上、関西国際空港も荷物の発送に多大な影響、遅延が発生しました。天候のせいとは言え、アメリカのお客様に大変な迷惑をおかけする事になったにも関わらずこちらの事情を理解してくださり辛抱強く待ってくださった事に大変感謝しております。
掛軸が到着し、お客様から喜びのお返事を頂戴いただけた事を本当に嬉しく思います。奥様が絵を描くのにこの掛軸を使い始めたらまたお知らせしてくださるとの事です。続報が楽しみですね。
海外の方へのお土産やインバウンドの体験などに無地掛軸をご検討されてみてはいかがでしょうか?弊社では1点よりお好みの裂地にて製作する事も承っております。遠慮無しにご相談ください。
掛軸の歴史について知りたい方はこちらの動画をどうぞ