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三木市 のお客様から西国三十三ヶ所の掛軸表装依頼
西国三十三ヶ所は近畿二府四県と岐阜県に点在する33ヶ所の観音信仰の霊場の総称。日本で最も歴史のある巡礼行と言われ今なお巡礼者が絶えない人気の霊場です。
この『33』という数字ですが観音経と呼ばれるお経の中で、観音様が人々を救う際に33種類の姿に変身するという所から来ているようで、この33の霊場を全て巡ると現世の罪は全て許されて極楽浄土に行けるとされているそうです。
今回はそんな西国三十三ヶ所巡りをされた兵庫県の 三木市 にお住いのお客様より掛軸表装依頼のご相談を頂戴しました。
最近は全国的にみても掛軸を製作する我々のような表具屋という存在が激減しているので、今回の 三木市 のように神戸市外から表装のご依頼を頂戴する事が非常に増えてきています。弊社は遠方でも出張相談に対応しておりますのでご自宅まで日時をあわせてお伺いするようにしているのも好評です。
三木市 からの西国三十三ヶ所納経軸完成
今回は弊社の仏表装パターンNo.015の『龍王』にてお仕立てさせていただきました。荘厳な雰囲気が人気のこの裂地は私もお気に入りの表装裂地です。外廻しの黄緑色の裂地と中廻しの薄紫色の裂地の組み合わせが上品で美しいですね。
お客様からも
『三木に表具してくれる所があるのか全然わからなかったので神戸で見つかって良かったです。しかも自宅まで納経軸を取りに来てくれて仕上がったら配達までしてくれるなんて本当に助かります。軸もすごく良い感じに仕上げてもらえて何よりです。頑張って良い表装裂地を選んで良かったです。』
と喜んで下さり何よりです。
この度は弊社をご利用下さり誠にありがとうございました。
三木市 で掛軸表装にお困りの方がいらっしゃいましたら是非弊社にご相談下さい。
西国三十三ヶ所の納経軸を掛軸に表装する工程はこちらの動画で詳しくご紹介しておりますのでよろしかったらご覧ください。