佐用町は兵庫県の北西部に位置する自然豊かなある街です。夏のひまわりや夜の天体観測などが人気です。

 

10年ほど前に大規模な水害が発生し、多くの人が被災しました。私もその時ボランティアに行った経験があり特別な感情がある地域です。

 

その当時に知り合った方は今でも弊社の事をご贔屓にしてくださるとても大切なお客様で、今回はその方からのご相談。早速、佐用町にあるご自宅にお伺いいたしました。

 

佐用町から掛軸表装依頼

 

こちらがお客様とのいつもの商談場所。なんと家の敷地内にある近所の人達の寄合所です。（もちろんお客さんの私物。）

 

お客様の善意で近所の方に開放しているようです。テレビもあるし、コップやお湯、水道もありストーブ、扇風機完備です。まるで昔の秘密基地みたいですね。

 

お客様は本当に良くしてくださる方でお昼ご飯まで出してくれました。

 

今回のご依頼はお客様のお友達が巡られた小豆島八十八ヶ所納経軸を掛軸に仕立ててほしいというご要望でした。

弊社の仏表装裂地パターンNo.9の紺雲鳳でお仕立てすることになりました。紺の下地に金糸で織られた鳳凰が舞う非常に美しい裂地です。

こちらが軸装が仕上がった写真です。

 

お客様もご紹介してくださった方も大変喜んでくださいました。弊社のことを大切にしてくださり嬉しい限りです。本当にありがとうございました。

弊社では遠方のお客様のご依頼にも対応しております。佐用町で小豆島八十八ヶ所や西国三十三ヶ所，四国八十八ヶ所の納経軸の霊場集印掛軸表装のご相談がございましたらいつでもぜひ弊社にご相談ください。

 

掛軸の歴史について知りたい方はこちらの動画をどうぞ