紙人形を飾って遊ぶ古い掛軸の修理 | 南あわじ市

紙人形を飾って遊ぶ古い掛軸の修理 | 南あわじ市

紙人形を飾って遊ぶ古い掛軸の修理 | 南あわじ市

 

昔の掛軸の修理をしていると変わった掛軸に遭遇する事があります。今回、南あわじにお住まいのお客様からお預かりした掛軸はこちら。

紙人形を飾って遊ぶ古い掛軸の修理

上は二つの台座が、下は松に日の出の掛軸なんですが何か物足りないですよね…主役がいないというか…そして不自然な変色が見受けられます。

なんとこの掛軸…

紙人形を直接差し込んで飾るという仕組みになっているですね。

紙人形を飾って遊ぶ古い掛軸の修理

 

上がお雛様、下が高砂の図になりましたね(スゴイ!)

もちろん人形の位置を変える事は出来るんですが構図的におかしくなるので自然と人形を飾る位置は決まってしまいます。

なのでなぜわざわざこのような人形を飾れる仕組みの掛軸にしたのかはよくわかりません。(最初から絵で全て描いていても良かったんじゃないかな〜なんて思ったりもしますが、普通と違うプレミア物の立ち位置だったのかもしれませんね。)

普通の掛軸の仕立替と違い、元の掛軸と同じように人形が飾れる仕組みにしなければならないので元の掛軸を参考に製作いたしました。

結構ややこしかったです(汗)

仕立替をした掛軸がこちらです。

やっぱり何も飾っていないと寂しいですね(汗)
人形を飾った状態がこちらです。

紙人形を飾って遊ぶ古い掛軸の修理

おぉ!やっとサマになりましたね。

お客様も昔から自宅にあった掛軸で実際に幼い頃にこの掛軸で遊んだ事があったそうなので修復されて喜んでおられました。

もちろんこれで今遊ぶわけではないですが昔の事を思い出しながら飾れるので修理に大変喜んで下さいました。

弊社は今回のように少し変わった掛軸の修理にも対応しております。お困りの方いらっしゃいましたら遠慮なしにご相談下さい。

 

CEO Message

あなたと掛軸との懸け橋になりたい


掛軸は主人が来客に対して季節や行事などに応じて最も相応しいものを飾り、おもてなしをする為の道具です。ゲストは飾られている掛軸を見て主人のおもてなしの気持ちを察して心を動かす。決して直接的な言葉や趣向ではなく、日本人らしく静かにさりげなく相手に対しておもてなしのメッセージをおくり、心をかよわせる日本の伝統文化です。

その場に最もふさわしい芸術品を飾り、凛とした空間をつくりあげる事に美を見出す・・・この独特な文化は世界でも日本だけです。

日本人が誇るべき美意識が詰まった掛軸の文化をこれからも後世に伝えていきたいと我々は考えています。



代表取締役社長
野村 辰二

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会社概要

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商号
株式会社野村美術
代表取締役
野村辰二
本社
〒655-0021
兵庫県神戸市垂水区馬場通7-23
TEL
078-709-6688
FAX
078-705-0172
創業
1973年
設立
1992年
資本金
1,000万円

事業内容

  • 掛軸製造全国卸販売
  • 日本画・洋画・各種額縁の全国販売
  • 掛軸表装・額装の全国対応
  • 芸術家の育成と、それに伴うマネージメント
  • 宣伝広告業務
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