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西国三十三ヶ所の掛軸表装依頼 | 丹波篠山市
兵庫県の北西部に位置する丹波地方。黒豆が名産で年末の頃になるとお節料理の需要があり農家の方はお忙しくされている方が多いです。
そんな丹波地方にある丹波篠山市。この市は以前は篠山市だったのですが2019年5月から丹波篠山市に変更になりました。色々と大人の事情があるようですが元々丹波エリア一帯は豊かな農作物を売りにしてきました。特に丹波の黒豆は全国区で有名です。しかし平成の大合併で丹波市が生まれると篠山市は知名度が低く丹波市の属国的な勘違いが生まれたり、同じ丹波エリア産の農作物なのにネームバリューの恩恵を受けれなかったりなど色々な問題があった中、今回変更になったそうです。
自分が営業に行っている地域の市の名前が変わるというのもあまりない珍しい経験ですが今回はそんな丹波篠山市にお住まいのお客様より西国三十三ヶ所の掛軸表装依頼を頂戴いたしました。
お客様のご自宅は篠山城跡のすぐ近くの観光エリアでした。『丹波の小京都』と言われるくらい昔の風情が残る街並みを見るのは営業中の楽しみ。
こちらが今回お預かりした掛軸な台紙です。
随分と前に満願になっていたそうですが掛軸にせずにそのまましまっていたら忘れてしまっていたそうです。(意外にそういう人多かったりします。)
今回のコロナでステイホームが叫ばれていたので家の掃除をしていたら出てきたらしくこの機会に表装をしようと思ってご連絡いただきました。
今回は弊社の仏表装パターンNo.19の麗雅で表装させていただきました。
弊社は遠方のお客様でも出張相談を承っておりますので丹波篠山市で掛軸の事でお困りの方がいらっしゃいましたら遠慮なしにお気軽にご相談下さい。
西国三十三ヶ所の表装工程をご覧になりたい方はこちらの動画をご参照ください。