衝立 の修理、仕立替(貼り替え)相談 | 朝来市

衝立

衝立(ついたて)は、日本の家屋(とりわけ、伝統的家屋)で用いられる、パーティション(間仕切り)用家具の一種。

襖障子・板障子・組子などといった障壁に使える物に台脚を取り付けることで自立する調度品に仕立てたもので、屋内にて、間仕切り、目隠し、風除け、装飾性・芸術性などを目的に用いられます。

我々のような表具屋に相談にくる衝立は木の組子に和紙と裂地で下貼りを施した物に裏打した作品を貼り込んだ物がほとんどです。

 

今回はそんな衝立の修理のご相談を但馬の朝来市にお住まいのお客様より頂戴したお話をご紹介させていただきます。

今回のご相談品はこちら。

但馬 朝来市 衝立 修理 001

なかなか迫力のある虎の作品ですね。家の玄関付近に置いて使われていたそうです。

ただ長年の汚れが付着している上にマジックでの落書が…(T . T)

但馬 朝来市 衝立 修理 002

 

目玉も見事に塗られてますね…(^^;;

 

筆圧が酷くてひっかき傷のようになってますね。

 

小さな穴もちらほら…。

 

表装工程

今回の大まかな作業の流れは以下です。

分解 (衝立の枠と台座を分解してパネルのみ取り出します。)

作品周りカット (パネルから作品のみカット。)

旧裏打紙を除去 (作品の裏側から旧裏打紙をめくって除去していきます。)

洗浄、シミ抜

特殊汚れ除去

作品裏打

パネル下地準備 (パネルに下地と裂地を貼り込みます。)

作品をパネルに貼り込む

パネルを衝立の枠と台座に再装着

 

虎の衝立修理完了

長い工程を経て虎の衝立の仕立替が完了いたしました。

但馬 朝来市 衝立 修理

マジックやボールペンの痕も今回は何とか綺麗にする事が出来ました。綺麗になるかどうかはケースバイケースなのでやってみなくてはわからなかったのですが今回は上手くいってなによりです。

虎の迫力もよみがえりましたね。お客様のご自宅でまた活躍してくれそうです。

弊社では衝立の仕立替や修理も承っております。ご相談ございましたら遠慮なしにご用命ください。

 

CEO Message

あなたと掛軸との懸け橋になりたい


掛軸は主人が来客に対して季節や行事などに応じて最も相応しいものを飾り、おもてなしをする為の道具です。ゲストは飾られている掛軸を見て主人のおもてなしの気持ちを察して心を動かす。決して直接的な言葉や趣向ではなく、日本人らしく静かにさりげなく相手に対しておもてなしのメッセージをおくり、心をかよわせる日本の伝統文化です。

その場に最もふさわしい芸術品を飾り、凛とした空間をつくりあげる事に美を見出す・・・この独特な文化は世界でも日本だけです。

日本人が誇るべき美意識が詰まった掛軸の文化をこれからも後世に伝えていきたいと我々は考えています。



代表取締役社長
野村 辰二

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会社概要

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商号
株式会社野村美術
代表取締役
野村辰二
本社
〒655-0021
兵庫県神戸市垂水区馬場通7-23
TEL
078-709-6688
FAX
078-705-0172
創業
1973年
設立
1992年
資本金
1,000万円

事業内容

  • 掛軸製造全国卸販売
  • 日本画・洋画・各種額縁の全国販売
  • 掛軸表装・額装の全国対応
  • 芸術家の育成と、それに伴うマネージメント
  • 宣伝広告業務
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